第17話  母子の受難

eiraku_17.jpg 出産を半月後に控えた愉貴人(ゆきじん)を、皇后は長春宮に呼び寄せて世話をすることにした。さらに暢春(ちょうしゅん)園に出かける間の留守を瓔珞に一任するが、瓔珞を無視して采配を振るったのは明玉(めいぎょく)だった。間もなく愉貴人は産気づき、苦しみの果てに無事出産するが、産婆は取り上げた赤子を見て言葉を失う。その直後、噂を聞きつけた高貴妃が長春宮に乗り込み、明玉の制止を振りきって産屋に入る。そして赤子を見るや不吉な笑みを浮かべるのだった。