12月6日~12月10日

12月6日(月)
「オミクロン株の脅威にどう立ち向かうのか?岸田政権のコロナ対策の評価&課題に迫る!」

ゲスト:上 昌広(医療ガバナンス研究所理事長 / 内科医)、佐藤 正久(自民党参議院議員 / 党外交部会長)

南アフリカで確認が発表された後、瞬く間に世界に拡散された新たな変異ウイルス「オミクロン株」。その感染力の強さを示す?かの様に、既に日本でも陽性者が発見された。岸田文雄政権は、南部アフリカのみならず、全世界を対象に全外国人の入国禁止措置を断行した。発足から二月あまり、岸田政権の感染対策は安倍晋三・菅義偉政権に比べ進歩したとの評価もあるが、新たに出現した「オミクロン株」をいかに封じ込めていくのか?市中感染拡大は不可避なのか?専門家と共に考える。


12月7日(火)
「新変異株・経済・政局は?下村×玉木両氏が激論!」

ゲスト:下村 博文(自民党前政務調査会長)、玉木 雄一郎(国民民主党代表)

臨時国会では、岸田文雄政権になり、初めての予算委員会における与野党論戦が始まる。追加経済対策を盛り込んだ大型の補正予算案が審議されるが、オミクロン株の出現により、その対応も急務となってきた。新たな変異株/傷んだ経済/キナ臭さを増す外交など、どれも避けて通れない重大な政策課題に、政治はいかに対処し、どのような解決策を国民に示すのか?30年ぶりに復活した自民党最大派閥の「安倍派」会長代理を務める下村博文・前政調会長と、「改革中道」の独自路線で議席を伸ばした玉木雄一郎・国民民主党代表に、日本が直面する諸課題への処方せんを聞く。


12月8日(水)
「コロナ禍でリスク拡大!誤嚥性肺炎を防ぐ"ごっくん筋"とは?」

ゲスト:浦長瀬 昌宏(神鋼記念病院 耳鼻咽喉科科長 / 一般社団法人 嚥下トレーニング協会代表)

40代から始まるとされる「ノドの老化」。とりわけコロナ禍の今、長引く自粛によって他人との会話が減り、ノドの機能が低下する人が増えているが、甘く見てはいけない。放っておくと...加齢により、ノドの筋力が衰え→唾液などが誤って気道に入り→「誤嚥」を起こしやすくなる。その結果、「誤嚥性肺炎」を誘発し、絶命するケースも少なくないのだ。実際、誤嚥性肺炎が原因による死者は昨年、4万3000人近くに達した。そこで今回は、数多くの書籍や講演を通して情報発信する専門医が、ノドの機能を高め、誤嚥性肺炎のリスクを減らす切り札=ノドの筋肉「ごっくん筋」の正体について解説。さらに「ノド機能の衰えの目安となる簡単セルフチェック法」や、今すぐ始められる「ノド機能アップの簡単体操」などを伝授する。


12月9日(木)
「国土強靭化!公共インフラ再投資こそ国土を護り経済を蘇生させる!?」

ゲスト:藤井 聡(京都大学教授)、須田 慎一郎(番組コメンテーター / 経済ジャーナリスト)

今年10月、首都圏を襲った震度5強の地震は、列車の脱輪や水道管の破裂など市民生活に大きな混乱を招いた。毎年のように日本列島を襲う風水害も、気候変動によってその被害は増すばかり。そんな日本列島の現状を念頭に、岸田文雄政権は「国土強靭化」を引っ提げ、今年度の補正予算に対策費1.4兆円を盛り込んだ。しかし、老朽化した「インフラの修繕」や「労働力不足」といった諸課題を、日本は抱える。我々が安全・安心な日常生活を送る上で、無くてはならない公共インフラ。再投資が日本経済復活の起爆際になるか?"令和時代の効率的公共事業"とは何かを考える。


12月10日(金)
「鬼滅の刃が継承した鬼退治と新型コロナウイルス / 今こそシニア起業」

ゲスト:飯倉 義之(國學院大学准教授)、片桐 実央(銀座セカンドライフ株式会社代表取締役)

毎月第2金曜日は、注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する「NEWS勘どころ」、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む「クロスアングル」、そして気になる新聞記事を深堀りする「ニュースのツボ」の、3つのコーナーをお届け。
今回のクロスアングル一つ目は「鬼退治文化と新型コロナ」について考える。コロナ禍と時を同じくし日本で社会現象ともなった「鬼滅の刃」は、昔話「桃太郎」の系譜に連なる「鬼退治の物語」だ。そもそも鬼とは人々の不安の象徴であり、鬼退治とは困難な時代の終息を願う人々に心の安寧を与えてくれる希望の物語として語り継がれてきた。正体が分からず 我々に恐怖を与えた「新型コロナウイルス」は現代の「鬼」だったのだろうか?
二つ目の「クロスアングル」は、シニアの起業について取り上げる。コロナ禍で副業・兼業が拡大し、定年後に「自分の好きなこと」を仕事にするため起業を考える人が増えてきたという。シニアがゆるりと低リスクで起業するためのノウハウなど、シニアの起業を支援する専門家に聞く。