海外学力検定試験評議会の一員であるニコラス・クインの遺体が発見される。彼は極度の難聴のため会話を交わすにも読唇術が頼りだった。室内から検出されたのはニコラスの指紋のみ。だがモースは椅子の置かれた位置から他殺を疑う。