第8話  簫の吹き手

kouteinokoi_08.jpg 簫の吹き手が女なら容若に嫁がせると康煕帝が約束した...。容若からそれを聞いた琳琅は、楽器はできないと嘘をついたことを深く後悔し、康熙帝の心を和らげようと一度は辞退した御前勤めを決意する。真摯な願いが通じて再び御前に上がることを許されたものの、懸命に仕えても康熙帝は表向き冷たい態度を取り続けた。一方、御前女官について聞かされていなかった容若は、心にざわつきを覚える。