第111回  加藤登紀子と永六輔特集＆IKKOに歌の贈りもの

今回は加藤登紀子さんをゲストに迎え、加藤さんと親交が深かった永六輔さんの名曲を特集します。放送作家、タレント、エッセイストなど、幅広い分野で活躍した永さん。作詞家としては、「上を向いて歩こう」「黄昏のビギン」など数多くのヒット曲を生み出しました。
今夜は、加藤さんと八代で名曲を歌い継ぎます。加藤さんはNHKの歌謡バラエティー番組のテーマ曲「夢であいましょう」、ジェリー藤尾の「遠くへ行きたい」、八代は、梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」、水原弘の「黒い花びら」を熱唱。さらに、加藤さんが永さんから、晩年に託された直筆の詩を披露。その詩に加藤さんが曲をつけた「ともだち あなた 戦う心」を、ギターの弾き語りで心を込めて歌います。
高校生の頃から永さんにお世話になったという加藤さん。心温まるエピソードも披露します。

加藤登紀子さんのヒット曲も盛りだくさん！名曲「百万本のバラ」、宮崎駿監督の映画『紅の豚』のエンディング曲「時には昔の話を」を歌い上げます。そして八代とデュエットで「知床旅情」も披露！さらに八代は最新曲「居酒屋『昭和』」を歌います。

八代亜紀が様々な分野で活躍する方々に、思い出の曲を歌ってプレゼントする「歌の贈りもの」。
今回訪ねたのは、美容家でタレントのIKKOさん。八代がIKKOさんの豪華なアトリエに伺い、着物の帯留めのコレクションを拝見！特注の帯留めに目を奪われました。
IKKOさんは福岡・筑豊の炭鉱町の出身。若き日の苦労や、それを乗り越えてきた思い出を語ります。そしてリクエストの歌は八代の「故郷へ」。ふるさとへの思いを歌う八代の歌声に、IKKOさん、思わず涙でした。