第6話 命懸けの帰還
伽羅(から)は隴西郡公・李昞(りへい)の息子・李澄(りちょう)との縁談が決まってしまい、焦って宇文邕(うぶんよう)に文を出す。それを読んだ宇文邕は勝手に都に戻るのは許されないと知りながら、病弱な体に鞭打って伽羅の元へと急ぐ。その結果、彼は長安に着くなり投獄されそうになるが、宇文護(うぶんご)に窮地を救われる。同時に太医の診断で自分の余命を知ることになり...。
伽羅(から)は隴西郡公・李昞(りへい)の息子・李澄(りちょう)との縁談が決まってしまい、焦って宇文邕(うぶんよう)に文を出す。それを読んだ宇文邕は勝手に都に戻るのは許されないと知りながら、病弱な体に鞭打って伽羅の元へと急ぐ。その結果、彼は長安に着くなり投獄されそうになるが、宇文護(うぶんご)に窮地を救われる。同時に太医の診断で自分の余命を知ることになり...。