第76話 天下のために
殺人の罪を着せられた楚の横太子は、処罰を恐れて国に逃げ帰る。ユエはこれを理由に、秦楚の同盟破棄と楚の討伐を宣言する。秦に6城を攻め落とされ楚が劣勢となっていた頃、両国の君主が会盟することになる。会盟が行われた秦領の武関で、稷は楚王を拘束する。ユエは突然の事態に驚き憤るが、稷と秦の名誉を守るため責任をかぶることにする。黄歇は秦の背信行為を強く非難する。すべては天下のためだと秦に引き止めるユエを振り切り、黄歇は祖国へと帰る。
殺人の罪を着せられた楚の横太子は、処罰を恐れて国に逃げ帰る。ユエはこれを理由に、秦楚の同盟破棄と楚の討伐を宣言する。秦に6城を攻め落とされ楚が劣勢となっていた頃、両国の君主が会盟することになる。会盟が行われた秦領の武関で、稷は楚王を拘束する。ユエは突然の事態に驚き憤るが、稷と秦の名誉を守るため責任をかぶることにする。黄歇は秦の背信行為を強く非難する。すべては天下のためだと秦に引き止めるユエを振り切り、黄歇は祖国へと帰る。