第71話 反乱軍の最期
衛良人の説得で息子の池が朝廷に帰順し、諸公子らの謀反の勢いも弱まり始める。咸陽がいよいよ反乱派の討伐に着手すると知り、羋姝は華を秦王に即位させ、ユエと稷を国賊として成敗するよう命じる。 反乱派の軍では蒙驁に説得され逃げ出す兵士が続出し、形勢不利と見た甘茂は魏に逃亡する。ほどなく雍は咸陽の王軍に落とされ、華と羋姝は生け捕りとなる。謀反を起こした公子らを斬首の刑に処し後の見せしめとすべきだと考えるユエに対し、樗里疾は猛反対し辞職すると宣言する。
衛良人の説得で息子の池が朝廷に帰順し、諸公子らの謀反の勢いも弱まり始める。咸陽がいよいよ反乱派の討伐に着手すると知り、羋姝は華を秦王に即位させ、ユエと稷を国賊として成敗するよう命じる。 反乱派の軍では蒙驁に説得され逃げ出す兵士が続出し、形勢不利と見た甘茂は魏に逃亡する。ほどなく雍は咸陽の王軍に落とされ、華と羋姝は生け捕りとなる。謀反を起こした公子らを斬首の刑に処し後の見せしめとすべきだと考えるユエに対し、樗里疾は猛反対し辞職すると宣言する。