第40話 指揮を執る者
郭嘉(かくか)の姿が見えないことで不安になった兵士や、鮮卑(せんぴ)の脅しに怯える町の者の声が強まる。もうこれ以上耐えられないと判断した曹植(そうしょく)は、劉平(りゅうへい)に自ら打って出ると告げる。自分が囮となるので、その間に伏寿(ふくじゅ)と共に逃げるよう促す曹植だったが、劉平は一緒に廬龍(ろりゅう)を守ろうと説得するのだった。
郭嘉(かくか)の姿が見えないことで不安になった兵士や、鮮卑(せんぴ)の脅しに怯える町の者の声が強まる。もうこれ以上耐えられないと判断した曹植(そうしょく)は、劉平(りゅうへい)に自ら打って出ると告げる。自分が囮となるので、その間に伏寿(ふくじゅ)と共に逃げるよう促す曹植だったが、劉平は一緒に廬龍(ろりゅう)を守ろうと説得するのだった。