5月31日~6月4日
5月31日(月)
「ミャンマー内戦の様相!日本が果たすべき役割とは」
ゲスト:中谷 元(自民党衆議院議員 / 元防衛大臣 / 「人権外交を超党派で考える議員連盟」共同代表)、根本 敬(上智大学総合グローバル学部教授)
2月のクーデターで実権を掌握した国軍に対抗するため、民主派勢力「挙国一致政府」は武装組織「国民防衛隊」を創設。先日、東部シャン州で地元警察署を占拠し、治安部隊と交戦の末、13人を殺害した。同様な武力衝突は最大都市ヤンゴンなど各地で発生しており、ミャンマー情勢は今や、内戦の様相を呈している。欧米をはじめとする国々は資産凍結や禁輸措置などの制裁を科してはいるが、効果は限定的だ。
最大の援助国で「独自のパイプ」を持つ日本は、ミャンマーの緊張緩和にいかなる役割を果たすべきなのか?専門家とともに考える。
6月1日(火)
「河野太郎大臣が生出演 総力戦! ワクチン接種」
ゲスト:河野 太郎(規制改革担当大臣 / 衆議院議員)
新型コロナウイルスへの免疫づくりが期待されるワクチンの接種を担当する河野太郎・規制改革担当大臣が生出演する。
菅義偉首相は、高齢者向けワクチン接種について「7月末完了」「1日100万回」の目標を打ち出しているが、目標達成を目指し指揮を執るのが河野太郎大臣だ。東京と大阪で、自衛隊による大規模接種が進む中、自治体側も独自に大規模接種会場を設け、高齢者らへの接種を加速する。今やワクチン接種は政府・自治体・医療関係者などの連携による総力戦の様相を呈している。
一方で、課題も山積する。ワクチンの打ち手不足をどう解消するのか?貴重なワクチンを無駄にしないための方策は?菅首相から突破力・発信力を期待される河野大臣は、この難局をいかに乗り切るのか?ワクチン接種をめぐる今後の戦略を聞く。
6月2日(水)
「ワクチンサミット開催 日本のワクチン戦略とは?」
ゲスト:古川 俊治(参議院議員 / 医師 / 自民党ワクチン対策PT事務局長)、氏家 無限(国立国際医療研究センター トラベルクリニック医長)※リモート出演
各国の首脳級が集まり、世界全体を対象にした新型コロナワクチンの公平な分配や必要な資金の拠出などについて協議する「ワクチンサミット」がオンライン形式で開催。今回は日本がホスト国となり、菅義偉首相と茂木敏充外務大臣が出席し、発展途上国などへのワクチン供給を推し進めるために770億円の追加拠出を決断した。菅政権の狙いはどこにあるのか?
一方で国内に目を転じれば、接種や国産ワクチン開発の遅れなど数々の課題が未解決だ。菅政権が描く近未来のワクチン戦略とはどのようなものか?専門家とともに検証する。
6月3日(木)
「変異ウイルス拡大『水浸し』脱却した水際対策とは」
ゲスト:佐藤 正久(自民党参議院議員 / 党外交部会長)、水野 泰孝(グローバルヘルスケアクリニック院長)
変異を繰り返す新型コロナウイルス。全国の新規感染者のうち、約8割が従来型より感染力が強いイギリス型に置き換わっているほか、インドなどで感染爆発が起きたインド型によるクラスター(患者の集団)も確認されており、市中感染の広がりは否定できない。
菅義偉首相は変異ウイルス対策の強化を訴えるものの、入国後の隔離措置などは海外と比べるとはるかに強制力に欠ける。島国の日本は本来、海外由来の変異ウイルスを水際で防げたのではないか。
緊張が高まる中、50日後には世界中から最大7.8万人が来日するオリンピックの開幕が控える。オリンピックは感染拡大を誘発するのか?「水際で防ぐ」ではなく「水浸し」とも酷評される現状...専門家が実効性のある水際対策を訴える。
6月4日(金)「リベラルタイム」
「グローバル・メジャー・ブランド」
ゲスト:木股 昌俊(株式会社クボタ代表取締役会長 / 関西経済連合会副会長)
新型コロナウイルスの感染拡大で企業は大きなダメージを受けていますが、一部企業では大幅な経営の回復が予想されています。2021年12月期の売上高11%増、営業利益26%増と過去最高の業績が期待されるクボタも、その中の一社です。 そこで今回は「グローバル・メジャー・ブランド」と題して、株式会社クボタの木股昌俊・代表取締役会長をお招きしてお話を伺います。世界で活躍するクボタの原動力とは?