第21話 舌戦
ミーユエは王宮内にいる義渠との内通者について秦王に調査を願い出るが、後宮に波風を立てる行為だと非難され、符節の件は立ち消えになってしまう。 魏王は国の安泰のために嬴華を秦の太子に立てたいと考え、これに協力する公孫衍は魏夫人に張儀を買収させ立太子を進めようとする。これを知った羋姝とミーユエは、張儀に立太子に反対する進言をするよう頼む。 魏夫人による根回しの結果、朝議では早急な立太子を求める意見で全会一致したかに見えたが、張儀がこれに反対し、樗里疾や司馬錯ら少数がこれに同意。結局、立太子の話はひとまず白紙となる。