第15話 祖国との別れ
羋茵と黄歇の婚儀の日、羋茵が部屋まで迎えに行くと、黄歇は逃げた後だった。羋茵は羋姝の輿入れ式に乱入し、ミーユエを罰するよう威后と大王に申し立てるも一蹴される。ミーユエは楚に一人残る羋戎に別れを告げ、魏冉、葵姑と共に秦へと旅立つ。 国境の町、襄城に着いた夜、ミーユエの部屋に唐昧が訪ねてくる。覇星の由来を聞いたミーユエは、唐昧を責め追い出そうとするが、ミーユエを狙った刺客の矢を受け、唐昧は命を落とす。捕らえた刺客は襄城守将の唐遂が始末してしまい、真相は闇の中に。一行は国境を越え、いよいよ秦の領地に入る。