#3 Case7:亡霊の夜想曲(前編)
元紋章官のエイドリアン・ヴァイスが博物館で殺害される。 凶器は展示物のインドの刀剣。 モースはスリープ村の女学校を訪れ殺害時に博物館を見学していた女生徒たちから話を聞く。 凶器に使われた刀剣はブレイズ=ハミルトン家から寄贈されていた。 サーズデイはその名前が以前読んだ警察雑誌に載っていたことを思い出す。 100年ほど前ブレイズ=ハミルトン家は子供と子守、家庭教師の5人が殺害されており、その現場となる屋敷は現在モースが事情聴取のために訪れたスリープ村の女学校の建物になっていた。 やがて女子生徒のバンティが失踪。女学校では少女の亡霊が出るという騒ぎが起こる。