#1 Case6:消えた手帳(前編)
銃撃による脚のケガのためウィットニー署にいたモースは、カウリー署へと戻ってきた。 オックスフォードでは「ヘイスティングズの戦い」から900周年を記念するパレードが開かれるが、その最中に、若い女性が襲撃事件を起こす。その中には、バッテン大尉の娘・キティも含まれていた。 また同じ頃、身元不明の男性が、投身自殺を図る。モースは、現場にあった男性の所持品の中から、手帳が消えていることに気付く。 そして、更に大学の宝物展に展示されていた歴史的遺物が盗まれるという事件も発生。自殺した男性は、宝物展のパンフレットを所持していた。