12月7日~12月11日

12月7日(月)
「岸防衛大臣に聞く~脅威に包囲される日本」

ゲスト:岸 信夫(防衛大臣 / 自民党衆議院議員)

世界中をコロナ禍が覆い、米中対立が激化した2020年だったが、米国のトランプ政権退陣で、世界と日本が受ける影響は大きい。
中国・習近平政権はこれを好機として、東シナ海での覇権拡大と尖閣諸島(沖縄県石垣市)領有への野望をさらに強めるのか?そして中国が香港に止まらず台湾侵攻の暴挙に出た場合、日本は米国と共に軍事的共同行動に出るのか?一方、トランプ政権との対話路線に傾斜していた北朝鮮は、核とミサイル開発を再開するのか?
岸信夫防衛大臣に、「日本の守り」について直接話を聞く。


12月8日(火)
「立憲・枝野代表に問う 政権奪取への本気度は」

ゲスト:枝野 幸男(立憲民主党代表 / 衆議院議員)

野党の合流新党として、新しい「立憲民主党」が結成されてから約3カ月。衆議院で100人超の勢力を背景に、枝野幸男代表は、次期衆院選で「政権の選択肢になる」と意気込むが、政党支持率は低迷が続いている。発信力不足も指摘され、新党に衣替えしても変化が見られないのが現状だ。
今後、新型コロナ対策などで世論を引き付ける対案を示し、自公政権との違いが明確になるような、核となる政策を打ち出せるのか?そして支持率が伸び悩む中、政権交代をどう実現していくのか?枝野代表に問う。


12月9日(水)
「総理への決意 岸田前政調会長が生出演」

ゲスト:岸田 文雄(自民党前政調会長 / 元外務大臣 / 衆議院議員)

自民党の岸田文雄前政調会長を迎え、先の総裁選の総括、そしてコロナ対策に追われた激動の2020年を振り返った上で、来年2021年の政治展望を聞く。
新政権となって初めての論戦の場となった臨時国会がこの5日に終わったが、メディア各社の調査によると、菅義偉内閣の支持率は軒並み下がっている。総裁選を共に戦った岸田氏には、菅総理のここまでの発信力・牽引力はどう映っているのか?
さらには、来年行われる総裁選への決意や、党内の派閥統合による「大宏池会構想」の実現可能性など、"越えるべき課題"について、政治家・岸田文雄が見据える大局とは?存分に問う。


12月10日(木)
「"コロナ第3波"で未曾有の危機 飲食・宿泊業の今」

ゲスト:松田 公太(エッグスンシングスジャパン社長 / 元参議院議員)、加谷 珪一(経済評論家)

10日は公務員や多くの民間企業の賞与支給日。しかし、新型コロナの感染拡大による影響で、一部企業ではボーナス減額、あるいはゼロというケースも。年末にもかかわらず、国民の懐事情は寂しいばかり。しかも、ある調査によると「今年は忘年会を開催しない」と答えた企業は、約88%に及んだ。その影響をもろに受けているのが、飲食業や宿泊業だ。
本来は稼ぎ時の年末年始に売り上げが見込めなければ、倒産や自主廃業を選ぶ事業者が増える可能性は、極めて高い。GoToキャンペーンという支援策も、自粛要請によるキャンセルの取り扱いなどで混乱が起き、「儲けているのは一部」との不公平感も広がっている。
日本の"おもてなし"や食文化を支えてきたサービス産業を守る方策は、果たして?


12月11日(金)
「菅政権の3カ月と日仏で違うコロナ対策」

ゲスト:鈴木 哲夫(ジャーナリスト)、金塚 彩乃(弁護士)

毎月第二金曜日の『報道ライブ インサイドOUT』は特別編。注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する「NEWS勘どころ」、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む「クロスアングル」、そして気になる新聞記事をピックアップする「ニュースのツボ」の、3つのコーナーで構成する。
【今回の「クロスアングル」】
◆9月に就任して3カ月が経過した菅義偉政権のここまでの成果を、「行革」「外交」「社会保障」「コロナ対策」に分けて、評価する。
◆「政府が行ってきたコロナ対策」を、日本の法律とフランスの法律を比較しながら、法的観点から分析。日本政府のコロナ対策の課題はどこにあるのかを、解説する。