第38回 金刀比羅宮(香川)
一生に一度はこんぴら参り。昔から人々は瀬戸内を渡る船に揺られ、憧れ慕う祈りの地に向かいました。目指すは、山から海を見守る「こんぴらさん」こと、『金刀比羅宮(ことひらぐう)』です。
主祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)。海上安全や商売繁盛など、諸願成就の神として信仰を集めてきました。そして、そんなこんぴらさん名物『石段の参道』脇に並ぶ店々には、信仰を支えに生きる人々の姿もありました。
今回は、香川県仲多度郡琴平町に坐すごりやくさん『金刀比羅宮』をご紹介します。