9月7日~9月11日

9月7日(月)
「総裁候補に聞く!岸田文雄政調会長」

ゲスト:岸田 文雄(自民党政調会長・総裁候補 / 衆議院議員)、龍崎 孝(流通経済大学スポーツ健康科学部 教授 / 元毎日新聞・TBS政治部 記者)

突然の安倍晋三首相の辞意表明で、自民党総裁選が事実上の火ぶたを切った。岸田文雄政調会長は、これまで「ポスト安倍」の最有力候補と見られていた。安倍首相自身も「禅譲」をにおわせていたが、いざ蓋を開けてみると、「菅義偉官房長官が大本命」という党内力学が出来上がってしまっていた。
かくも絶対不利な情勢下、あえて総裁選に立候補表明した岸田氏。その思いと戦略・政策、そして自らも党執行部や外務大臣として関わった安倍政治の総括や、宰相のあるべき姿、胸に秘めた政治家としての生き様など、全てを聞く!


9月8日(火)
「決戦!自民総裁選告示 3氏激突の政局舞台裏」

ゲスト:伊藤 惇夫(政治アナリスト)、田﨑 史郎(政治ジャーナリスト)

自民党総裁選が8日に告示される。総裁選は、国会議員票394票、地方票141の合計535票で争われ、14日に投開票が行われる。多くの自民党国会議員から支持を集める菅官房長官が優位に立ち、岸田政調会長と石破元幹事長は、国会議員票の掘り起こしと都道府県連による党員予備選に活路を見い出す。
なぜ、菅氏に支持が集まるのか?永田町の水面下では、どのような動きが起きているのか?総裁選の舞台裏と今後の政局展開を、ベテラン政治ウオッチャーに聞く。


9月9日(水)
「総裁選本格始動 石破派・岸田派政策論争」

ゲスト:田村 憲久(自民党衆議院議員・石破派 / 元厚生労働大臣) 、林 芳正(自民党参議院議員・岸田派 / 元農林水産大臣)

事実上の次期総理大臣を決める自民党総裁選挙が8日に告示され、本格的に始動した。すでに5派閥が推薦を明言した菅義偉官房長官が優勢と見られるものの、多くの自民党県連が予備投票を行うため、「地方票141票」の行方にも注目が集まる。
地方票獲得に向け、不利と言われる石破茂元幹事長や岸田文雄政調会長は、政策をアピールして巻き返しに躍起だ。石破氏は「納得から共感」を、岸田氏は「分断から協調へ」を掲げる中、両陣営国会議員の論客が生出演し、政策論争を展開する。


9月10日(木)
「合流新党 新政権と どう対峙?」

ゲスト:岡田 克也(衆議院議員 / 無所属フォーラム代表)、中北 浩爾(一橋大学大学院社会学研究科 教授)

立憲民主、国民民主両党が合流する新党の「顔」となる代表と党名が10日に決まる。150人規模の野党第1党の誕生を華々しくアピールする狙いだったが、皮肉にも首相を選ぶ自民党の総裁選と日程が重なってしまい、埋没する懸念が強まっている。こんなはずではなかった?「安倍一強」体制が崩れることによって、野党に光明は差すのか?噂される年内の衆院解散総選挙で、新党に参加した剛腕・小沢一郎氏に秘策はあるのか?政権奪取への青写真とは?じっくり話を聞く。


9月11日(金)
「新首相が担う経済再生と混迷する香港の行方」

ゲスト:江上 剛(作家)、富坂 聰(ジャーナリスト / 拓殖大学海外事情研究所 教授)

毎月第二金曜日の『報道ライブ インサイドOUT』は特別編。注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する「NEWS勘どころ」、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む「クロスアングル」、そして気になる新聞記事をピックアップする「ニュースのツボ」の、3つのコーナーで構成する。
【今回の「クロスアングル」】
◆16日に国会で新しい首相が決まる。期待されるのが、新型コロナで疲弊した日本経済の立て直し。新政権に課せられた課題とは何かを、考える。
◆また、「一国二制度」が事実上崩壊し、中国の支配下に置かれた香港の将来についても、専門家に聞く。