8月31日~9月4日

8月31日(月)
「安倍首相辞任の意向!どうなる今後の政局!?」

ゲスト:福山 哲郎(立憲民主党幹事長 / 参議院議員)、鈴木 哲夫(ジャーナリスト)

安倍首相が、辞任の意向を固めた。24日に連続在職日数歴代一位となったばかりだった。長らく「安倍一強」と言われた時代は終焉を迎えることになる。
これまで「アベノミクス」と呼ばれる経済政策による好況感と株高で、久しく国民の高い支持率を得てきたが、長期政権になるに従い、閣僚の不祥事などで支持率にも陰りが見え始めている所だった。そこにコロナ禍が襲い、政権の「非常時における危機管理」にも、疑問符が付いていた。
一気に早まった「ポスト安倍」の動向は?そして、合流が決まった野党は、果たしてこの政局にどのような役割を果たしうるのか?野党合流のキーパーソンとベテラン政治記者が、今後の政局を緊急分析する。


9月1日(火)
「ポスト安倍へ動き加速 自民党内の最新情勢は」

ゲスト:中山 泰秀(衆議院議員・細田派 / 自民党党外交部会長)、山田 惠資(時事通信社解説委員)

連続在職日数で歴代最長記録を更新した4日後、「新体制に移行するのであれば、このタイミングしか無い」と述べて、安倍首相が辞任を表明した。この会見を受けて、自民党内では党役員会や派閥会合が相次いで開かれ、次の総裁選びに向けての火蓋が切られた。
そのカギを握るのが、安倍首相の出身派閥である細田派だ。党内の最大勢力であり、「ポスト安倍」選びでも強い影響力を持つ。総裁選に向け、いま自民党内の動きはどうなっているのか?党内情勢とその舞台裏を聞く。


9月2日(水)
「石破茂氏 自民党総裁選を展望」

ゲスト:石破 茂(衆議院議員 / 元自民党党幹事長)、角谷 浩一(政治ジャーナリスト)

先週金曜日の会見で、安倍総理が持病の悪化を理由に突然、辞任の意向を表明した。それに伴い、「ポスト安倍」を選ぶ自民党総裁選に向けた動きが活発化。1日には自民党総務会が開かれ、「両院議員総会」で次期総裁を選出する方針を決めた。
新型コロナ感染拡大防止、戦後最悪にまで落ち込んだ日本経済の再生、中国・韓国・北朝鮮との外交・安全保障問題など、多くの政策課題が山積する中、次の日本のリーダーは誰に?候補の一人である石破茂・元幹事長を迎え、その決意を聞く。


9月3日(木)
「次期首相最有力候補!菅義偉官房長官とは?」

ゲスト:薗浦 健太郎(衆議院議員 / 自民党総裁外交特別補佐)、柿崎 明二(共同通信社論説委員)

安倍首相の辞意表明以降、動き出した政局。驚異の速さで次期首相候補として浮上したのが菅義偉内閣官房長官だ。7年8カ月の間、官房長官として安倍内閣を支え続けた手腕や、コロナ禍という緊急事態における「政策の継続性」が重要視された結果でもある。
菅氏自身は、働きながら大学に通い、その後、代議士秘書、横浜市議を経て国会議員となった"たたき上げ"で、無派閥ながら総務相や官房長官を歴任し、今回ついに首相の最有力候補にまで上り詰めた。
「令和おじさん」として、政治に無関心な国民にも"メジャーデビュー"した菅氏とはいかなる政治家なのか?首相となった場合、政権としては「ワンポイント」なのか、はたまた「本格」政権と化すのか?菅氏と身近で接してきた二人に聞く。


9月4日(金)「リベラルタイム」
「次期首相を探る」

ゲスト:与良 正男(毎日新聞専門編集委員)

8月28日の安倍首相の突然の辞任表明で、誰が次期首相になるのかに注目が集まっています。そこで今回は、『次期首相を探る』と題してお送りします。
2012年から続いた安倍内閣をどう評価するのか。そして、次期首相に求められるものは何かなどについて、毎日新聞の与良正男専門編集委員に話を伺います。