7月6日~7月10日

7月6日(月)
「レジ袋有料化から見えた!?"プラごみ"問題」

ゲスト:保坂 直紀(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 特任教授 / サイエンスライター)、福田 隆(資源リサイクル企業「東港金属」社長)

今月から、全国でレジ袋が有料化された。それに伴いマイバッグの必要性が高まっているが、不便だと感じる人もいる。レジ袋を削減すれば、本当にプラスチックごみの減少につながるのか?プラごみ問題の実態は?
また、この件は国民の環境意識向上に寄与するのか?そして日本のプラごみ行政は、世界的に見て進んでいるのか、遅れているのか?
レジ袋有料化を機に、プラごみ問題を改めて考える。


7月7日(火)
「解散風に結集か分裂か 野党戦術玉木代表に問う」

ゲスト:玉木 雄一郎(国民民主党代表 / 衆議院議員)、岩井 奉信(日本大学法学部 教授)

安倍政権幹部から、「遠くない時期の衆院解散の可能性」を示唆する発言が目立ち始めた。衆院議員の残る任期は約1年3カ月。吹き始めた?解散風に、野党も選挙準備を加速させる。
立憲民主党と国民民主党は、連合を仲介役に新型コロナ収束後の国家像の議論を進め、野党共闘機運を盛り上げようとするが...。その共闘へのカギを握るのが、国民民主党の玉木雄一郎代表だ。
玉木氏は、再編も視野に野党大結集へと動くのか?はたまた、ポスト安倍の自民党との連携に舵を切るのか?野党共闘の行方を、玉木代表に直接問う。


7月8日(水)
「イージス・アショア見直しで激変する国防」

ゲスト:中谷 元(元防衛大臣 / 自民党衆議院議員)、小原 凡司(笹川平和財団上席研究員 / 元海上自衛隊航空隊司令)

先月、突如発表されたイージス・アショアの配備停止。配備先の自治体はもとより、永田町にも衝撃と動揺が駆け巡った。
ブースター落下問題が解決できないのが中断理由とされるが、その背景には何があったのか? そして、極めて不安定な現在の国際情勢の中、日本の弾道ミサイル防衛は弱体化してしまうのか?
しかしその一方で、自衛隊の敵地攻撃能力をめぐる議論は本格化しつつある。イージス・アショア見直しで激変する、日本のミサイル防衛の行方に迫る。


7月9日(木)
「"新しい生活様式"で外食産業の生きる道」

ゲスト:松田 公太(「エッグスンシングスジャパン」社長 / 元参議院議員)、加谷 珪一(経済評論家)

新型コロナウイルスの影響で、外食業界はビジネスモデルの転換を迫られている。ガイドラインに沿って多額の費用をかけ、感染防止対策を徹底しても、"新しい生活様式"が求められた社会の中で客足は激減した。テイクアウトや宅配などの打開策も「焼け石に水」だ。行政からの協力金や給付金はあるものの、事業者にとっては一時しのぎに過ぎず、閉店、倒産が相次いでいる。
コロナ前までの外食業界は25兆円以上もの市場規模があり、パート・アルバイトを含め多くの雇用も生んできた。それが危機に瀕している現状は、経済への影響も大きい。今、外食業界が置かれている実態から、コロナ禍の日本経済を考える。


7月10日(金)
「中国政府の新型コロナ対策」

ゲスト:元村 有希子(毎日新聞社論説委員)、富坂 聰(拓殖大学海外事情研究所 教授 / ジャーナリスト)

毎月第二・第四金曜日の『報道ライブ インサイドOUT』は特別編。注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する「NEWS勘どころ」、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む「クロスアングル」、そして気になる新聞記事をピックアップする「ニュースのツボ」の、3つのコーナーで構成する。

【今回の「クロスアングル」】
今月1日から始まった「レジ袋有料化」に込められた日本政府の姿勢とは?悪化する世界の環境問題に対して、日本は一体何をすればいいのかについて、考える。
そして、新型コロナ感染拡大の中で断行された中国・武漢封鎖の知られざる実像と、中国政府がどのようにして新型コロナ対策を行ったのかについて、専門家に聞く。