7月20日~7月24日
7月20日(月)
「第2波襲来!? コロナ対策と経済は両立できるか」
ゲスト:上 昌広(医療ガバナンス研究所 理事長)、豊田 祐基子(共同通信社編集局特別報道室 次長)
今月に入って東京都は、コロナ感染者が連日100~200人超え。首都圏以外でも感染者の増加傾向がみられる。これは「感染第2波」の始まりなのか?
一方、政府は国内旅行を奨励する「Go Toキャンペーン」の前倒しを決定し、各種イベントの緩和を推し進める。プロスポーツにも観客が戻るなど、もはや「コロナ危機」は去ったかの様相。
果たして第2波に向けての感染対策は大丈夫なのか?これまでの対策を振り返り、専門家と共に今後を考える。
7月21日(火)
「日韓対立激化 『脱日本宣言』で文政権窮地か」
ゲスト:新藤 義孝(自民党衆議院議員 / 元総務大臣)、森本 敏(拓殖大学総長 / 元防衛大臣)
日本が韓国向け輸出規制を実施してから1年が経過した。この間、文在寅大統領は「日本とは違う道を歩む」と宣言し、「脱日本技術独立」へと舵を切った。WTO(世界貿易機関)の場でも、韓国は日本を痛烈に批判し、対決姿勢を強める。
一方で、韓国経済の低迷は続き、失業率の高さは解消されていない。また、北朝鮮との南北融和路線もほころびを見せ、文政権の支持率は急落した。
文氏は起死回生策として、いわゆる"元徴用工問題"などで反日姿勢を激化させるのか?回復不能モードに入り始めた日韓問題の、新展開を読み解く。
7月22日(水)
「北朝鮮の最新情勢とトランプ政権」
ゲスト:辺 真一(コリア・レポート編集長)、李 相哲(龍谷大学社会学部 教授)
日本政府は、今年の『防衛白書』を公表。「北朝鮮は日本を射程に収めた核弾頭ミサイルをすでに保有している」として、引き続き北朝鮮が脅威であり続けるとの警告を発した。
先月その北朝鮮は、韓国との融和の象徴とされる『南北共同連絡事務所』を爆破したが、その後は半ば沈黙を続けている。
また、ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が決裂して早くも1年5カ月が過ぎた。膠着状態の米朝協議の行方は? 大統領選を控え、トランプ政権はどう北朝鮮に向き合うのか?
北朝鮮を巡る最新情勢について、専門家が読み解く。
7月23日(木)
「1年後、東京五輪を開催するためには?」
ゲスト:馳 浩(自民党衆議院議員 / 元文部科学大臣)、玉木 正之(スポーツ文化評論家)
あす7月24日は「体育の日」から名称が変わった「スポーツの日」。本来ならば東京オリンピック2020の開会式が行われるはずだった。それが新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、史上初の1年延期に。あらゆる準備がリセットされ、あらためて1年後に向けて、スポーツ界はじめ関係各所は動き出した。
しかし、新型コロナの収束は見えない。世界中から東京に人が集まる大イベントの開催は可能なのか?また、招致決定時には盛り上がった国民の支持も、様々な問題の中で急激にしぼんでしまった。熱い支持を取り戻すには、何が求められるのか?
今、あらためてアスリートファーストに立ち返り、「世界最高峰のプレーを東京で観るためには何が必要なのか」を考える。
7月24日(金)
「米国大統領選の行方と米軍基地コロナ問題」
ゲスト:吉崎 達彦(双日総合研究所 チーフエコノミスト)、吉永 みち子(ノンフィクション作家)
今週の『報道ライブ インサイドOUT』は特別編。注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する「NEWS勘どころ」、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む「クロスアングル」、そして気になる新聞記事をピックアップする「ニュースのツボ」の、3つのコーナーで構成する。
【今回の「クロスアングル」】
◆11月3日に行われるアメリカ大統領選挙を展望する。再選を目指すトランプ大統領の支持率が低迷。しかし対抗馬のバイデン候補も、今ひとつ決定打に欠ける。果たして、バイデン候補は勝利できるのか?
◆沖縄県の米軍基地で、相次いで新型コロナ感染者が発覚している。県内の日本人へも感染は拡大していくのか?日本政府はどう対処すべきかを考える。