第46話 美麟の憎しみ
朝議で貴妃が御薬房の拡張をもくろんでいるとの問題提起がなされた。祁鈺は允賢を問い詰め、医女の解散と御薬房の閉鎖を命ずる。それに反発した允賢は、もし御薬房を潰せば自分には一生会えなくなると言って祁鈺を脅す。祁鈺が愛するゆえに允賢の脅しに屈したと知った美麟は、允賢こそが災いの元だと世間に知らしめ、祁鈺自ら允賢に死を与えざるを得ない状況にしようとする。そしてその頃、都ではまた疫病が、はやり始めていた。
朝議で貴妃が御薬房の拡張をもくろんでいるとの問題提起がなされた。祁鈺は允賢を問い詰め、医女の解散と御薬房の閉鎖を命ずる。それに反発した允賢は、もし御薬房を潰せば自分には一生会えなくなると言って祁鈺を脅す。祁鈺が愛するゆえに允賢の脅しに屈したと知った美麟は、允賢こそが災いの元だと世間に知らしめ、祁鈺自ら允賢に死を与えざるを得ない状況にしようとする。そしてその頃、都ではまた疫病が、はやり始めていた。