6月15日~6月19日
6月15日(月)
「人種デモ、コロナ...難題山積のトランプ再選戦略」
ゲスト:春名 幹男(国際ジャーナリスト/元共同通信ワシントン支局長)、中林 美恵子(早稲田大学社会科学総合学術院 社会科学部 教授)
新型コロナで、200万人超の感染者と10万人超もの死者を出したアメリカ。失業者も2500万人を突破するなど、経済的にも計り知れない打撃を受けている。
追い打ちをかけるように、警官による黒人暴行死事件に端を発した抗議デモが全米へと拡大し、更に窮地に追い込まれたトランブ大統領。果たして"トランプのアメリカ"はどこへ?一部で「黄色信号が灯った」とも言われるトランプ再選戦略の行方は...?専門家を交え、徹底分析する。
6月16日(火)
「衆院解散風と都知事選 与野党選挙対策委員長を直撃」
ゲスト:下村 博文(自民党選挙対策委員長 / 衆議院議員)、長妻 昭(立憲民主党代表代行・選挙対策委員長 / 衆議院議員)
通常国会は17日に会期末を迎える。この間、政府は新型コロナ対策として、過去最大となる補正予算を二度にわたり編成した。そして、そんな新型コロナをめぐる状況も刻々と変わる中、翌18日には東京都知事選が告示される。この首都決戦に、各党はどんな思惑で挑むのか?
また、衆議院議員は来年の10月に任期満了を迎えるが、永田町では早くも「解散風」が吹き出した。果たして「ポスト安倍」、そして「野党共闘」の行方は?
コロナ後の国家ビジョンも交え、自民党と立憲民主党の選挙対策委員長に"政局・夏の陣"を聞く。
6月17日(水)
「コロナ感染ゼロ?孤立する北朝鮮の最新動向」
ゲスト:李 相哲(龍谷大学社会学部 教授)、豊田 祐基子(共同通信社編集局特別報道室 次長)
世界中が新型コロナウィルス感染症に苦しむ中、北朝鮮は自国の感染者はゼロだと宣言したが、その一方で、南北軍事境界線近くでの銃撃や、金正恩朝鮮労働党委員長の妹で実質ナンバー2の金与正氏による韓国への痛烈非難などを行い、不穏な動きを見せている。
一方、北朝鮮を取り巻く各国の情勢も、非核化協定をめぐる米朝関係の悪化、南北融和を推し進めたい韓国・文在寅政権の姿勢などが相まって、視界不透明だ。そうした混沌の中で、拉致問題の解決策を進展させられなかった日本政府だったが、先ごろ拉致被害者・横田めぐみさんの父である滋さんが、無念の逝去となってしまった。
北朝鮮をめぐる国際社会の最新動向を、徹底検証する。
6月18日(木)
「コロナ感染症対策と経済再生」
ゲスト:西村 康稔(経済再生担当大臣 / 自民党衆議院議員)
新型コロナウイルスの対策として歳出総額31兆9114億円にのぼる第2次補正予算案が12日に成立。第1次補正予算と合わせた事業規模は230兆円超えとなり、安倍首相は「GDPの4割に上る世界最大の対策で、100年に一度の危機から日本経済を守り抜いていく」と、その手厚さを語った。そこで今問われているのは、感染症対策と経済再生の両輪をどう回すかの方策。「withコロナ」で政治が果たすべき責務を、新型コロナ担当大臣でもある西村経済再生相に聞く。
6月19日(金)「リベラルタイム」
「『新型コロナ対策』と政令指定都市」
ゲスト:清水 勇人(埼玉県さいたま市長)
東京、大阪、神奈川、北海道についで新型コロナウイルス感染者が多い埼玉県。その中で、政令指定都市であるさいたま市は、約18万人が東京に通勤しており、県内でも新型コロナウイルス感染者が多い都市です。今回は「『新型コロナ対策』と政令指定都市」と題して、新型コロナウイルスは政令指定都市のさいたま市にどのような変化をもたらしたのか、市町村レベルではどういった困難があったのかなどを、清水勇人さいたま市長に伺います。