第1話  初めての後宮

busokuten_01.jpg 時は武周王朝。宰相 張柬之は武則天を退位させるべく、皇太子・李顕を促し、武則天の寝宮へ配下と共に押し寄せる。武則天は、張柬之たちの謀議を受け、皇太子へ譲位することに同意する。もはや一介の老婆となった武則天は、かつて愛した2人の男性を懐かしみ、入宮したばかりの頃を思い出す。貞観11年、14歳の武如意(武則天)は、時の皇帝 太宗より正五品 才人の位を与えられ、大勢の若き妃嬪と共に後宮に召し入れられる。