4月6日~4月10日

4月6日(月)
「新型コロナ危機 パニックをどう防ぐか?」

ゲスト:片山 善博(早稲田大学政治経済学術院 教授 / 元総務相 / 元鳥取県知事)、濱木 珠恵(鉄医会ナビタスクリニック新宿 院長)

"新型コロナ"感染が拡大する中、ネット上のデマをきっかけにトイレットペーパーなどを買いだめする動きが一気に広がり、今もなお一部で続いている。また、東京都民に外出自粛を求めた小池都知事の会見以降、特に都内のスーパーには買い物客が大挙押し寄せ、生鮮食料品やインスタント食品が売り切れになってしまう現象も発生。一体、何のための自粛なのかわからないような事態に繋がってしまった。
買いだめや買い占めなど、市民のパニック行動はなぜ起こるのか?自治体行政のプロを招き、迫り来る緊急事態に備え、その対策について考える。


4月7日(火)
「緊急事態宣言で経済は? 都市封鎖!欧州の教訓」

ゲスト:伊藤 さゆり(ニッセイ基礎研究所 経済研究部 研究理事)、田中 理(第一生命経済研究所 経済調査部・主席エコノミスト)

安倍首相が「緊急事態宣言」に踏み切る。既に感染が拡大し、危機に直面している欧州では「ロックダウン=都市封鎖」や外出規制といった事態になっている。イタリア・フランス・スペインなどの「ロックダウン=都市封鎖」は、国民にどんな影響を与えているのか?
イタリアの医療関係者たちは「感染の拡大を早く止めないと、日本もイタリアと同じ道を歩みかねない」と警告する。ただし、日本では欧州などと違って「緊急事態宣言」そのものに強制力はない。日本の危機対応のあり方や今後の経済の行方を「欧州コロナ危機」から読み解く。


4月8日(水)
「緊急事態宣言発令!最新情勢と米国の動向」

ゲスト:木村 太郎(ジャーナリスト)、中林 美恵子(早稲田大学社会科学総合学術院 教授)

新型コロナウイルスの国内感染者数急増で、ついに安倍総理は7日、7都府県に緊急事態宣言を発令。今後約1ヶ月、どのような生活が始まるのか?国内の最新情報を届ける。
一方、日本よりコロナ発症が遅かったアメリカでは感染者数が急増し、今や約36万人と世界で最多、死者数も1万人を超える最悪の事態となっている。初動の遅れが拡大につながったと批判されているトランプ政権が取る「対策」とは、いかなるものか?さらに、コロナと経済、アメリカ大統領選の行方も徹底分析する。


4月9日(木)
「緊急事態宣言で高まる国民の不安に政治はどう応える?」

ゲスト:新藤 義孝(自民党政調会長代理 / 衆議院議員)、長妻 昭(立憲民主党代表代行 / 衆議院議員)

安倍首相は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7都府県を対象についに「緊急事態宣言」を発令。その主な理由として、「医療の提供態勢の逼迫」を挙げた。今、実際の医療現場はどのような状態になっているのか?番組では、地域医療を支える診療所を緊急取材した。
また、日本のGDPの5割近くを占める7都府県への緊急事態宣言により、経済活動が今後さらに停滞する事態は、もはや避けようにない。
医療や経済に対しての国民の不安がますます高まる中で、今、政治が何をすべきなのかを考える。


4月10日(金)
「新型コロナと各国リーダーのメッセージ」

ゲスト:吉永 みち子(ノンフィクション作家)、吉崎 達彦(双日総合研究所 チーフエコノミスト)
サブキャスター:田村あゆち

毎月第二金曜日の『報道ライブ インサイドOUT』は特別編。注目のニュースを、ゲストの論客とBS11解説委員のジャーナリスト・二木啓孝が徹底解説する『NEWS勘どころ』、ゲストが独自の目線でニュースに切り込む『クロスアングル』、そして気になる新聞記事をピックアップする『ニュースのツボ』の、3つのコーナーで構成する。
今回の『クロスアングル』のコーナーでは、新型コロナが猛威を振るう中で、各国のリーダーはどのようなメッセージを発信したのかを比較する。また、世界中で行われている「ロックダウン(都市封鎖)」の歴史的背景について、ゲストと二木キャスターが語る。

※今週、八木菜緒アナウンサーはお休みです。