3月30日~4月3日
3月30日(月)
「新型コロナ危機で首都封鎖!?その時どうする」
ゲスト:古川 勝久(危機管理専門家 / 国連安保理 北朝鮮制裁委員会専門家パネル 元委員)、濱木 珠恵(ナビタスクリニック新宿院長 / 医学博士)
WHOがパンデミックを宣言した新型コロナ感染は、欧米諸国に急拡大。日本は「辛うじて持ちこたえている状態」とされてきたものの、都市部を中心に感染者が急増している。今や日本の置かれた状態も、医療崩壊の危機に直面している諸外国に近づいてきたのか?
東京都の小池知事はロックダウン(首都封鎖)の可能性に言及しながら、都民への危機感の共有・注意喚起へとギアチェンジした。果たして、その「首都封鎖」の内容は?そして、何に備えておくべきなのか?危機管理と感染症の専門家を招いて緊急特集。
3月31日(火)
「新型コロナ感染拡大!日米の危機対応は?」
ゲスト:中山 泰秀(自民党衆院議員 / 元外務副大臣)、河野 克俊(前統合幕僚長)
急激な勢いで感染者が増加し、コロナ感染者数が世界最多となったアメリカ。その中でも、深刻な状況なのが大都市ニューヨーク。ニューヨークの今は数週間後の東京の姿なのだろうか?自身を「戦時大統領」と表現するトランプ大統領は、朝鮮戦争時代の法律「国防生産法」発動し、自動車製造大手GMに人口呼吸器の製造を命じた。また仮設病院の設営や海軍の病院船をニューヨークに派遣。矢継ぎ早に対策を打っている。これを日本に置き換えたら、果たして?
アメリカの対応から日本が何を備えるべきか考える。
4月1日(水)
「新型コロナが変える今後の米中関係」
ゲスト:宮本 雄二(元駐中国特命全権大使 / 宮本アジア研究所代表)、前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部 教授)、
新型コロナウイルスの流行は中国を起点にヨーロッパを巻き込み、そして米国にも広がった。米国の感染者数は世界最多となり、全米の多くの州で外出制限措置が取られるなど、急速な景気の悪化を招きつつある。
一方、感染が最初に確認された中国は「本土での感染拡大は基本的に遮断した」との見方を示し、来る8日には武漢市の封鎖措置を解除すると発表するなど、経済活動の再開を急いでいる。
だが、そんな米中間での新型コロナウイルスに対する見解の相違が、新たな対立を生み出した。米中の置かれた現状と、今後の展望を検証する。
4月2日(木)
「新型コロナと五輪延期でどうなる国内政局」
ゲスト:角谷 浩一(政治ジャーナリスト)、細川 隆三(政治ジャーナリスト)
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、異例の五輪延期が決定。世間のムードは一転し、「感染爆発の重大局面」として、東京をはじめとする都市部でも外出自粛要請が出された。緊急事態宣言は目前なのか?
政府・与党は「経済・国民生活を守る緊急経済対策」として、リーマンショック時の事業規模56兆円超を上回る補正予算案を4月中に成立させる見通しだが、後半国会で野党との足並みは揃うのか?さらに、「コロナ一色」の世相下で「森友・桜を見る会・河井夫妻」の野党追及は?歴代最長・安倍政権の正念場、荒れる国内政局を専門家と考える。
4月3日(金)「リベラルタイム」
「『JR九州』の多角経営」
ゲスト:青柳 俊彦(九州旅客鉄道株式会社 代表取締役社長執行役員)
JR九州は、数多くの赤字ローカル線を抱えながらも多角的な経営努力によって業績を上げ、3年半前には上場を果たしました。また、この秋には全席グリーン車の新観光列車が運行開始します。
この「走る九州」ともいえる『36ぷらす3』という列車はどのような物なのでしょうか。青柳俊彦社長に、JR九州の新観光列車と経営努力について、さらには新型コロナウイルスによる影響についても話を聞きます。