第60回 東京・三鷹が誇るこだわり名酒場で一杯!
居酒屋探訪家・太田和彦が、東京・三鷹を歩きます。
まずは、地元で知られた酒屋『碇屋酒店』を訪問。ずらりと並ぶ1000種類もの美酒を拝見します。中でも、三鷹の果樹園で作ったキウイフルーツを使って仕込んでもらった『キウイワイン』は大人気だとか。果たして、そのお味は?
そして向かった居酒屋一軒目は、三鷹の酒呑みで知らぬ者はいないという名物酒場『婆娑羅』。
その名は古代インドの言葉から。コの字型のカウンターには昭和のムードも感じます。この道40年近い店主のおすすめは、3つの芋焼酎をブレンドした「婆娑羅ブレンド」。太田さんも、そのお湯割りで温まります。そして品書きには、酒場の王道を行くメニューがずらり。新鮮な豚のモツを、部位によって焼き加減に強弱をつけて仕上げた「もつ焼き」は絶品。味付けは開店当時から継ぎ足している、醤油ベースのタレが基本です。さらには「自家製 ぬか漬け」「しめさば」と、老舗酒場の名物料理を楽しみます。
居酒屋二軒目は、4年前にのれんを掲げた『ひねもす』。
夫婦で切り盛りするこちらは、「燗酒」の専門店です。奥様はお燗のプロフェッショナル。そして板場に立つご主人の、料理の引き出しの多さにも要注目! 揃う日本酒の種類は、ざっと80種類。その味を最大限に引き出すお燗には、驚くこと間違いなしです。
酒好きの夢の楽園...三鷹の居酒屋の魅力を、たっぷりとご紹介します。
<太田和彦さんが訪ねたお店>
三鷹市山本有三記念館
東京都三鷹市下連雀2-12-27
碇屋酒店
東京都三鷹市下連雀3-38-2
婆娑羅
東京都武蔵野市中町1-3-1
ひねもす
東京都武蔵野市中町1-21-10