第50回 日本でもっとも古い居酒屋がある街 東京・台東区根岸
今回は、東京・台東区の根岸を散策。
その地名の由来は、上野の崖の下にある根岸の地は、かつては海で「木の根のような岸が続いていた」ため、と言われています。
古き良き下町の雰囲気を今に残すエリアで、関東大震災や太平洋戦争での罹災を免れた町並みや建物も、多く残っています。そんな町歩きでは、文豪・夏目漱石の好物だった"落花糖"を作る老舗や、江戸指物職人の技を紹介します。
そして今宵の居酒屋一軒目は、日本酒と貝料理にこだわる『焼貝うぐいす』へ。
全国から常時15種類以上の貝を仕入れ、刺身、焼き、そして"なめろう"までもが、全て貝尽くし!!
日本酒の品揃えも、常時15種類。オーナー自ら蔵元に出向いて米作りや酒作りを手伝い、仕入れているのだとか。
続く居酒屋二軒目は、今に残る日本最古の居酒屋とされる『鍵屋』。
江戸時代の1856年(安政3年)に酒屋として創業し、実に160年以上の歴史を誇ります。一貫して変わらぬ名物料理の数々に、太田さんも大興奮!! 老舗の江戸風情を、じっくりと堪能します。
元三島神社
東京都台東区根岸1-7-11
江戸指物 木村正
東京都台東区下谷3-1-1
手児奈せんべい
東京都台東区根岸3-13-1
焼貝うぐいす
東京都台東区根岸1-3-21
鍵屋
東京都台東区根岸3-6-23-18