最終回(第48回)  日本の美術館特別編&未来の美術館『チームラボボーダレス』(東京・お台場)

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Wander through the Crystal World/©チームラボ
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呼応するランプの森/©チームラボ

●日本の美術館特別編&未来の美術館「チームラボボーダレス」(東京・お台場)
日本の美術館の魅力を纏めた一冊の本『フランス人がときめいた日本の美術館』。著者でフランス人の美術史家ソフィー・リチャードさんのメッセージをヒントに、日本の美術館の魅力を再発見するトキメキの旅へ。最終回の今回は、特別編!今まで訪れた美術館から選りすぐりで様々な美術館を振り返るほか、未来の美術館の形を模索しに、東京・お台場にあるデジタルアートミュージアム「チームラボボーダレス」を訪れます。

●『美術館と作品の素敵な関係』美術館という空間と作品。そして役割
豊かな森に囲まれた別世界、箱根の自然とモネの傑作『睡蓮』がシンクロする「ポーラ美術館」、東海道五十三次と美術館を隈研吾が見事に融合させた「馬頭広重美術館」、一人の実業家と西洋美術を日本のために買い付けた男が作り上げた「大原美術館」を紹介します。

●『現代アートの世界』体験する、問いかける美術館
驚きとワクワクでいっぱい「金沢21世紀美術館」、森と向き合った芸術家たち「霧島アートの森」を振り返ります。

●『日本を再発見する』 日本の文化と美術
ソフィーさんが本を書くきっかけにもなった、日本人の美へのこだわりが溢れる「旧朝倉家住宅」、日本の伝統美術の名品を伝える「三井記念美術館」、日本文化の至宝「MOA美術館」、優美な庭園・和風建築が美しい「三渓園」、明治に作られ復元された近代建築を残し伝えたいと思う二人の男たちが作り上げた「博物館明治村」などをクローズアップします。

●『未来の美術館の一つの'かたち'』 デジタルアートミュージアム
光とデジタルにうよって作り出される全く新しい世界「チームラボボーダレス 」を訪れます。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続け、以前の 状態が 複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない...他の作品との境界がなく、時には混ざり合うアートに新しい美術館の形をみることができました。