第46回 佐賀・有田町 新作の盃で銘酒を呑む
居酒屋の達人・太田和彦が佐賀県有田町を旅し、夜は佐賀市内の名居酒屋を巡ります。
佐賀県の西部に位置する有田町は、伝統工芸品・有田焼の産地として知られています。17世紀の初頭、朝鮮人陶工・李参平らによって泉山で陶石が発見され、日本で初めての磁器が焼かれました。以来、佐賀藩のもとで磁器生産が本格化し、谷あいに「有田千軒」と称される町並みが形成されるほどに、繁栄を極めました。現在も歴史的価値の高い建物が数多く残っており、1991年には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
街歩きをした後は、以前に太田さんが自らデザインした盃"江戸盃"の製作をお願いした窯元へ。訪ねてみると、太田さんデザインの新作の盃が出来上がっていました!
「今夜はこの盃で、佐賀の名酒を呑むことにしよう!」
有田町から佐賀市内に移動した太田さんが訪ねた居酒屋一軒目は、佐賀の日本酒をメインに扱う小料理店『のこ さがん酒処』。
浴衣美人の女将お手製のおでん、そしてその「日本酒愛」に、太田さんも大興奮!
居酒屋二軒目は、地酒をメインに70種類以上もの日本酒を揃える『ふるかわ』。
ご主人は割烹旅館で修業し、ホテルで総料理長を務めたほどの腕前。「イソギンチャクの味噌煮」や、「佐賀牛の上カルビたたき」など、数々の料理に、太田さんの箸も止まらず!
佐賀と有田の魅力を、じっくりとご紹介します。
<太田和彦さんが訪ねたお店>
のこ さがん酒処
佐賀県佐賀市白山1丁目2−6
ふるかわ
佐賀県佐賀市愛敬町3−7 愛敬一番街 2F