第48回  ベルギー×オランダ編『新国境を探す旅』

国境ハンター:万里紗

世界の国境を歩いてみたら・・・ ベルギー、オランダのリアルな国境の姿を求めて旅立ったのは、国境ハンターで女優の万里紗。ベルギーとオランダの国境は東西におよそ450キロ。今回は最西端から東へ、2018年に出来たという新しい国境を探す旅。基本的にヨーロッパは両国間の行き来が自由だ。国境がどこにあるのかも分からないのがヨーロッパの特徴。しかしベルギー、オランダの国境上には350本ほどのポールが立てられている。国境ハンターは、このポールを辿りながら新しい国境を探します。
◆宝石店が立ち並ぶ街 アントワープ
人口50万を超える中核都市アントワープには宝石店が立ち並ぶ。実はこの町が発展してきた理由にはダイヤモンドと国境が深くかかわっていた。その理由を探るため国境ハンターはダイヤモンドの研磨師の作業場を訪ねます。
◆ゴッホが生まれた町 ズンデルト 国境がゴッホの絵に影響を与えていた!?
ゴッホが生まれ育ったのも国境の町。ゴッホと国境との関連はいったい何なのか!?
国境ハンターはゴッホの生家を訪ね、その秘密を探ります。
◆国境が入り乱れる街 バールレ・ナッサウ
国境中央にあるオランダ側の町"バールレ・ナッサウ"へ。町に入るとそこには、この町特有のちょっと変わった国境事情がありました。次々に現れる国境線、数百m歩けば、オランダ、ベルギーを出たり入ったり。
オランダ側の町、バールレ・ナッサウにはベルギーとの国境線が町中を入り乱れている街でした。中には建物の中まで国境線が敷かれている場合も。この町で、住民たちはどんな生活をしているのか・・・?食材はオランダ、ガソリンはベルギー。ベルギーに暮らして家賃節約?そこには両国の〝良いとこどり″で、暮らしを楽しく豊かにしようとする人々の姿がありました。
◆新しい国境 そして最東端へ
新しい国境を探す国境ハンター。国境に暮らす人々に飛び込みで聞き込み調査。
人々の協力の元、ついに2018年に作られた新しい国境を発見します。
更に、国境ポールの最東端まで向かった国境ハンター万里紗。国境に暮らす様々な人との出会い、ボーダレスなヨーロッパで感じたリアルな国境の姿とは・・・。