5月13日~5月17日

5月13日(月)
「アニメでブランド化!豊島区再生戦略とは」

ゲスト:高野 之夫(東京都豊島区長)

かつて、東京23区で唯一の「消滅可能性都市」という汚名を着せられた豊島区。それから5年。人口流出、若年女性の半減などにストップをかけ、待機児童ゼロ、転入人口の増加を実現。「消滅...」の汚名を返上した。
しかも豊島区は、特色を生かしたブランド化で都市再生の上げ潮状態だ。ブランド化の軸に据えたのが、アニメ・漫画などのサブカルチャー。かつて豊島区には、若き日の漫画界の巨匠たちが根城としたアパート「トキワ荘」があったが、現在でも「池袋」は、マニアたちが集う、サブカル文化の拠点となっている。
そこに着目してブランド化へと舵を切った司令塔が、高野之夫区長。この春、再選を果たして6期目に向かう高野区長に、枯渇することなく湧き出ずる、都市再生に向けたアイディアを聞く。


5月14日(火)
「進化!人命救う自衛隊  自己完結組織の実力は」

ゲスト:菊池 雅之(軍事フォトジャーナリスト)、葛城 奈海(ジャーナリスト / 予備自衛官)

日本など13カ国の艦艇を招き、先月に国際観艦式を開いた中国海軍。最新鋭の駆逐艦など、空母打撃群の新戦力を誇示した。
海洋強国を狙う中国に対し、日本の急務が離島防衛だ。防衛省は、離島奪還を担う部隊や最新装備で即応体制を強化する。一方で大規模な災害派遣など、自衛隊の任務は年々広がっている。大規模地震や自然災害が今なお懸念される中、自衛隊の災害派遣はどう進化してきたのか?「自己完結組織」の実力に迫る。


5月15日(水)
「ラグビーW杯日本開催 その経済波及効果を徹底検証」

ゲスト:吉田 義人(元ラグビー日本代表 / 日本スポーツ教育アカデミー理事長)、二宮 清純(スポーツジャーナリスト)

この秋、約1カ月半に渡り、日本全国12の都市で開催される『ラグビーワールドカップ2019日本大会』。この世界三大スポーツイベントのひとつである大会の観戦のために、海外から最大40万人が訪日すると見られ、その経済波及効果は約4300億円に及ぶと見込まれている。
この「紳士のスポーツ」を好むのは「富裕層」中心ということもあり、「大会観戦後の観光、そして、ショッピングなどでお金を使ってもらえる」と、その恩恵に対する期待は高まる一方だ。大会成功のカギを握るのは、「おもてなし」の精神。アジアだけでなく、世界中から集まる外国人の文化、多様性に、いかに対応することができるのか......開催都市の奮闘が始まっている。その舞台裏と、期待の一方で立ちはだかる課題について、徹底検証する。


5月16日(木)
「平成元年から見る令和元年の政局」

ゲスト:細川 隆三(政治ジャーナリスト)、角谷 浩一(政治ジャーナリスト)

元号が「令和」となり、国会では参院選をにらんだ与野党の攻防が繰り広げられている。奇しくも同じく新元号となった1989年・平成元年の永田町では、激動の90年代を予感させるかのように変革の嵐が吹き荒れていた。リクルート疑惑での政治不信や、初の消費税導入をめぐる国民の反発。参院選では自民党が大敗して与野党勢力が逆転し、さらには1年に3内閣が次々と交代......果たして歴史は繰り返すのか?平成元年の永田町を振り返り、令和元年の政局を占う。


5月17日(金)
「ラグビーW杯の経済効果と春の政局」

ゲスト:歳川 隆雄(ジャーナリスト / インサイドライン編集長)

金曜日は、1週間のニュースを総括。BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、月曜~木曜のゲストの注目発言を、各界論客と共に振り返る。 水曜日は、9月に開催されるラグビーワールドカップで、多くの外国人が来訪することによる経済効果を予測。木曜日は、7月の参院選に絡み、永田町で囁かれる「衆院選とのW選挙」はあるのか......など、令和元年の政局を占った。
ゲストは、ジャーナリストで「インサイドライン」編集長の歳川隆雄氏。首相の外遊や各国首脳との会談に欠かせない、「通訳」の果たす役割について聞く。