第28回  松戸 徳川の歴史薫る宿場町で一献

松戸 居酒屋の達人・太田和彦が、千葉・松戸を旅します。
千葉県松戸市は、江戸川を挟んですぐ東京の隣。江戸の昔、ここは水戸街道の宿場町として大いに栄えました。
太田さんにとっては、初めて訪ねる街。まずは"最後の将軍"徳川慶喜の弟・昭武が晩年を暮らした『戸定邸』へ。広大な屋敷で、歴史を感じます。
そして街を探索すると、松戸の歴史や見どころを教えてくれる案内所を発見! 太田さんのファンで、「日本飲酒党」代表の女性と意気投合。さらに『昭和の杜博物館』では、所狭しと並ぶ昭和の乗り物、家具、家電などに大感激!
さて、江戸情緒ただよう一軒で、まずは昼下がりの一献。訪ねたのは、創業100年を優に超えるという『そば処 関やど』。灘の酒「菊正宗」、その中でも、樽酒として醸された純米酒を......。蕎麦前のお通しや料理はこだわり満載で、太田さんも盃が進みます。〆はもちろん、蕎麦で決まり!
そしてもう一軒の居酒屋は、連日連夜、常連たちで大賑わいの店。少しずつでも様々な日本酒を味わってもらおうと、力の入れ方は半端ありません。自慢の徳川家伝来のコロッケに、太田さんも思わずほっこり! 多彩な日本酒の魅力を、じっくり深~く味わいます。

<太田和彦さんが訪ねたお店>
そば処 関やど
千葉県松戸市本町7-2

般若湯
千葉県松戸市本町14-8 クレスト松戸1階