4月1日~4月5日

4月1日(月)
「新元号発表!ポスト平成の時代とは...」

ゲスト:西村 康稔(内閣官房副長官 / 自民党衆議院議員)、百地 章(国士舘大学政経学部政治行政学科 特任教授)

この日、いよいよ「平成」に代る新しい元号が発表される。30年ぶりに行われた新元号の選定作業はいかにして行われたのか? そのプロセスと内幕を内閣官房副長官に直撃する。
天皇存命中の退位は明治以降初。そこに秘められた今上天皇の思いとは?退位に際して「象徴としての務めの継続の困難」を挙げ、平成を振り返って「日本国憲法と共に歩み、一度も戦争をしなかったこと」に安堵された今上天皇。その退位後の新時代の皇室像とは、どうあるべきなのか?
さらには、平成の時代が積み残した課題と問題を掘り起こしながら、新時代の日本の在り方をも探っていく。


4月2日(火)
「安倍総裁4選論なぜ浮上?参院選へ駆け引き激化」

ゲスト:鈴木 哲夫(ジャーナリスト)、柿崎 明二(共同通信社 論説委員)

永田町で今、話題のひとつが「自民党総裁4選論」だ。自民党の党則では、総裁の任期は最長で「3期9年」。これに従えば、安倍首相の任期は2021年9月末までとなる。
安倍首相は「正真正銘、3期目が最後の任期」と、火消しに走る。発信元は二階俊博幹事長なのだが、なぜこの時期に「4選論」が浮上するのか。自民党内に渦巻く思惑とは。一方、迫る参院選に向けて、野党共闘はどこまで進むのか。その先の再編の行方は。政局・春の陣を徹底解説。


4月3日(水)
「北朝鮮の犯罪行為と制裁包囲網崩壊の危機」

ゲスト:古川 勝久(国連安保理北朝鮮制裁委員会専門家パネル元委員)、李 相哲(龍谷大学社会学部教授)

不調に終わった米朝会談。朝鮮半島の非核化は進むどころか、一歩も前に進んでいない。こうした状況下、北朝鮮はロシアに急接近。夏までに金委員長がロシアを訪問してプーチン大統領と会談するという予測もある。絶対に緩めてはいけないはずの制裁の包囲網は、中国、韓国などの思惑も含め緩み始めている。
さらに、密輸・マネーロンダリング・サイバー攻撃・紛争地域への兵器供給など、北朝鮮の国家的犯罪行為は今なお続いている。こうした現実を厳しく批判する古川勝久氏と、米朝会談前にトランプ大統領への公開書簡を寄せた李相哲教授をスタジオに招き、今後の展開と国際社会が取るべき対応について、検証を進める。


4月4日(木)
「あるのか?衆参ダブル選挙」

ゲスト:岩井 奉信(日本大学法学部 教授)、角谷 浩一(政治ジャーナリスト)

統一地方選挙と参議院選挙が同時に来る、12年に一度の「亥年選挙」の今年を意識し、憶測が消えない衆参ダブル選挙の可能性。そんな中、自民党内は統一地方選を巡る保守分裂や、旧民主党議員が続々入党するなど波乱含み。衆参ダブル選挙の可能性と、安倍政権の思惑を考える。
野党の体制作りが遅れる中、「解散するなら早い方が有利」なのか?衆参ダブル選挙の勝利が、首相悲願の「改憲」への近道?衆参ダブル選挙圧勝で安倍首相「総裁4選」確実に?
そして過去2回の衆参ダブル選挙は、与党・自民党が圧勝。同日選がもたらす、与党に有利な影響とは?


4月5日(金)
「『令和』の課題と春の政局」

ゲスト:吉崎 達彦(双日総合研究所 チーフエコノミスト)

金曜日は、1週間のニュースを総括。BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、1週間のゲストの注目発言を振り返りながら各界の専門家やオピニオンリーダーの方々に意見を聞く。
月曜は、新元号「令和」決定を受けて、新しい時代に日本は何をすべきかを考えた。火曜は、安倍首相4選論が浮かんでいる背景を探った。水曜は、決裂した米朝会談を受けて沈黙する北朝鮮の現状を取り上げ、木曜は、選挙イヤーの今年、衆参ダブル選挙の可能性はあるのか?について議論している。