2月11日~2月15日
2月11日(月)
「いま求められている教育とは?N高の試み」
ゲスト:上木原 孝伸(N高等学校 副校長)、水谷 修("夜回り先生" / 花園大学社会福祉学部臨床心理学科 客員教授)
2016年、角川書店とドワンゴが「ネットの高校」N高等学校を創立した。ドワンゴ代表の川上氏の「生徒たちが誇りを持って通える通信制高校を作りたい」という思いが始まりだった。当初はネット上の高校に対して不安視する声も聞かれたが、開校から2年、これまで通信制高校になかった認知度と期待感も集め始め、「生徒自らが進んで志望する」という学校となり、異才が結集し始めているという。
N高とは一体どんな高校なのか?そして、今求められている教育とは何かを、考える。
2月12日(火)
「2020年の新憲法施行なるか? 首相側近語る改憲戦略」
ゲスト:下村 博文(自民党 憲法改正推進本部長 / 衆議院議員)
今国会で焦点の一つ、憲法改正。安倍首相は、「2020年新憲法の施行」を目指すが、改憲の議論はどこまで進むのか。そのカギを握るのが、下村博文・自民党憲法改正推進本部長だ。
自民党は、憲法9条への自衛隊明記を含む「改憲4項目」を掲げる。「憲法は次の時代への道しるべ」と、意欲を示す安倍首相は、改憲戦略をどう描いているのか。統一地方選、参院選の政治決戦を控えての改憲発議の行方を、首相側近の下村氏に聞く。
2月13日(水)
「米朝会談 互いの手札を読み解く」
ゲスト:島田 久仁彦(国際ネゴシエーター)、李 相哲(龍谷大学社会学部 教授)
トランプ米大統領は一般教書演説で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談について「2月27、28日にベトナムで再び会う」と表明。「私と金氏の関係は良い」と述べ、朝鮮半島の非核化を巡るトップ交渉に自信を見せた。その自信の裏付けとは何か?そして、交渉に挑むうえで、隠し持つ手札とは?
一方、金正恩委員長は、貿易摩擦でアメリカと激しく対立する中国の習近平国家主席に急接近。世界が注目する中、互いの手の内を探りながら、どのような駆け引きを展開することになるのか、徹底検証する。
2月14日(木)
「アスリートのセカンドキャリアから考える"働き方"」
ゲスト:奥村 武博(元阪神タイガース投手 / 公認会計士)、長田 渚左(ノンフィクション作家)
野球、サッカー、テニス......華やかなスポーツの世界で、今や世界での活躍も目覚ましい日本人プロアスリートたち。それはファンから喝采され、何億、何十億単位の莫大な年俸や賞金を稼ぐ、まさに夢の世界の住人だ。
しかしそんな活躍ができるアスリートは、ほんの一部に過ぎない。NPB所属のプロ野球選手の選手寿命は、平均9年とされる。30歳前後で引退を余儀なくされる選手たちが、その後も野球の世界で仕事を続けられる訳ではなく、ほとんどの者が、新たな場所で日々の糧を稼ぐことになる。むしろ、そこからの人生の方が長いのだ。
そのため現在のアスリートは、プレーをする一方で、セカンドキャリアへの備えを求められる時代になっている。そして、実はそれはすべての"働く人"にとっても同じなのではないだろうか? 終身雇用が崩壊した今、副業やリカレント教育、定年廃止など......「働き方改革」の名の下に変化しつつある日本人の働き方を、アスリートのセカンドキャリアを通して考える。
2月15日(金)
「1週間の振り返り」
ゲスト:潮 匡人(評論家)
金曜日はBS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、1週間のゲストの注目発言を振り返りながら各界の専門家やオピニオンリーダーの方々に意見を聞きます。さらに各新聞の気になる記事を鋭い視点で分析。知って得する街の話題のあれこれもお届けします。