第12回  徳川家康 江戸長期政権を導いた青年期の艱難辛苦

戦国の世を終焉へと導き、天下統一を果たした男・徳川家康。
明治維新までの約250年間にわたる長期政権を維持するための基盤を築いた男は辛きを耐え忍ぶ少年時代であったといわれているが、実際はどのようなものだったのだろうか?少年時代と晩年をすごした駿河(現在の静岡県中部)を巡るうち、今川家での人質時代の様子やそれを支えてきた家来たちの努力など、なかなか知りうる事の出来ない意外な事実が浮かび上がってきた。
また家康が生誕した三河(現在の愛知県東部)・岡崎、織田信長との同盟時代に本拠地としていた遠江(現在の静岡県西部)・浜松でも取材。生涯唯一の大敗と言われる三方ヶ原の合戦でのエピソードも登場。
温暖な静岡県の風光明媚な景色、緑茶やわさび、自然薯など家康ゆかりの食材、家康を神として祀る久能山東照宮などもお伝えする。