8月6日~8月10日

8月6日(月)
「大注目!ロボット手術 変わるがん治療」

ゲスト:下川 智樹(帝京大学医学部附属病院 心臓血管外科主任教授)、中川 徹(帝京大学医学部附属病院 泌尿器科主任教授)、松井 宏夫(医学ジャーナリスト)

いま、がん治療の現場で「手術支援ロボット」が活躍を始めている。これまで、前立腺がんと腎臓がん以外は保険適用外とされ、高額だったロボット手術だが、今年から適用範囲が広がったことで普及が加速している。
ロボット手術は、医師の操作に合わせて自在に動くロボットアームによって細かなオペも容易となり、開腹しないので患者の痛みも少ないという。
現在、国内の医療機関で導入されているのは米国製の「ダビンチ」だが、国産ロボットの開発も進み、成長産業としての期待も高まる。ロボット手術で、今後の医療がどう変わるのかを探る。


8月7日(火)
「保険の賢い見直し術! 長寿・低金利どう対処」

ゲスト:植村 信保(保険アナリスト)、内藤 眞弓(ファイナンシャルプランナー)

日常のリスクに備える必要な保険とは!?
「契約したが細かい内容はよく知らない」「保障内容は十分なのか過剰なのか」。保険契約者の中には、このような人も少なくない。
一方、保険会社は競争激化の時代に突入。「認知症」「痴漢えん罪」などの新商品も続々登場している。
長寿社会、低金利時代の今、貯蓄型保険は資産運用になるうるのか? 契約をめぐる高齢者トラブルはなぜ絶えない? 医療・がん保険はどこまで必要? 将来の安心を得るための保険の賢い見直し術を、専門家が伝授する。


8月8日(水)
「自民党議員の夏休み~動き出した党総裁選~」

ゲスト:与良 正男(毎日新聞社 専門編集委員)、岩井 奉信(日本大学法学部 教授)

夏休み真っ盛りだが、秋の総裁選へ向け額に汗をかき駆け回っているのが、自民党の国会議員。総裁選のカギを握ると言われているのが、「地方票」と呼ばれる全国の党員・党友による投票だ。
総裁選は安倍首相と石破元幹事長の一騎打ちと目されているが、地方票で有利とされる石破元幹事長に対し、安倍首相も地方回りを強化。果たして「地方票」は、どちらになびくのか?
自民党総裁選の歴史を振り返るとともに、実質的に内閣総理大臣を選ぶことになる、その激しい戦いを追う!


8月9日(木)
「あなたの身の回りで起こる深刻な事態」

ゲスト:河合 雅司(ジャーナリスト / 産経新聞社論説委員)

先進国の中でもっともはやい速度で進んでいる日本の少子高齢化、そして人口減少。それは誰もが知る「常識」である。しかし、それらの事を自分の身の回りで起きる出来事として理解することは難しい事である。高齢者が爆発的に増加する世界ではいったい何が起きるのか?人口が減少した時代に起きることはいったい何なのか?ベストセラー「未来の年表」の作者・河合雅司氏が私たちの生活の中で起きる少子高齢化、人口減少化とは何なのかを公的組織が調査した様々なデータを駆使して「風が吹けば桶屋が儲かる」式論法で説く。


8月10日(金)
「被災地の取り組みと防災最前線」

ゲスト:田村 穂積(株式会社NTTドコモ取締役常務執行役員)、浅倉 拓也(朝日新聞GLOBE編集部)

月刊の朝日新聞特別紙面「朝日新聞GLOBE」とのコラボ企画。今回は東日本大震災から7年たった今と、外国人の関わりについて取り上げる。
被災地の東北では人口減少が進み復興も順調に進んでいるとは言えない。しかし、徐々にではあるが外国人の姿が増えているという。彼らが果たしている役割とは何か。またここ数年日本では、先月の西日本豪雨のような自然災害に襲われ、電気や水道などのインフラが遮断され、生活に支障をきたす事態が起きている。特にいま欠かせないインフラのひとつと言えるのが携帯電話。東日本大震災の時には電波が繋がらず、大混乱を起こした。あれから7年。その教訓を生かし様々な改善策を続けてきたNTTドコモの取り組みも紹介する。