7月6日  加速する遺伝子研究の最前線

ゲスト:斎藤 成也(国立遺伝学研究所教授)、田中 郁也(朝日新聞GLOBE編集部)

月刊の朝日新聞特別紙面「朝日新聞GLOBE」とのコラボ企画シリーズ。今回は遺伝子研究の最前線と、ゲノム解析技術について取り上げる。
1996年、イギリスでクローン羊「ドリー」が生まれ、哺乳類のクローン技術が完成した。その後、牛や猫のクローンが次々生まれ、研究が加速。韓国では死んだ愛犬をクローン技術によって複製するというビジネスが生まれた。いまや技術的には人のクローンを作ることも可能だと言われ、遺伝子研究はここ数年、物凄いスピードで進んでいる。
また遺伝子研究では、「ゲノム人類学」も注目されている。いわゆる「日本人はどこから来たのか」という問題である。今回は、ゲノム解析に取り組む国立遺伝子研究所の斎藤成也教授と、朝日新聞GLOBEの田中郁也記者に話を聞く。