第17話 苦悩する新王女
スンユに会いに行ったセリョンは、彼を義姉リュ氏と姪アガンの所へ連れてゆく。死んだと思い込んでいた家族と再会でき、喜び合うスンユとリュ氏。だがスンユは、引き合わせてくれたセリョンに感謝しつつも、会うことはこれきりにしようと告げる。セリョンが、自分が復讐を誓う敵(かたき)の娘であることは動かしようのない事実なのだ。
初めは王女となることを頑なに拒んだセリョンも、運命を受け入れ宮廷で暮らすことに。だが望みもしない王女になったのだからもう誰にも嫁がず生きたいように生きると両親に宣言する。