第4話 動き出す策略
敬恵王女から、自分が本当の王女だと明かされたスンユ。だが彼は、王女の婿を決める最終選考の日が来てもセリョンのことが忘れられない。自分が会っていたのは身代わりをさせられた女官だと聞いたスンユは必死でその女官を捜すが、行く先も名前さえも分からない。
諦めて最終選考の場へ向かう途中、スンユは突然武官に捕らえられてしまう。彼が王女を宮殿から誘い出し妓楼へ連れていったというのだ。王、文宗に直接詮議を受け、王女に会ったと認めるスンユ。王女を装ったことが知れればあの女官の命はないのだ。それでもやましいことは何もないと訴えるスンユだが、セリョンに送った手紙が証拠として出され彼は追い詰められる。