3月5日~9日

3月5日(月)
「働き方改革 安倍首相の本音は何?」

ゲスト:鈴木 哲夫(ジャーナリスト)、角谷 浩一(政治ジャーナリスト)

厚労省のデータ問題で、安倍首相は「働き方改革」法案から裁量労働制の対象拡大を削除する方針を決めた。政権へのダメージもささやかれるが、"一強"体制に変化はあるのか?安保法制など数々の政策を押し進め、日本を「時代に対応した国の姿」に変えてきた安倍首相だが、この国をどう変えようとしているのか?総裁3選、そして悲願といわれる憲法改正も視野に入る今、改めて、安倍政権がめざすものとは何かを、政治ジャーナリスト2人にうかがう。


3月6日(火)
「九州未来アワードⅠ 世界が驚く起業家が集結」

ゲスト:譲原 正昭(日本能率協会総合研究所 代表取締役社長)

ビジネスで九州の魅力を世界に発信!今年で4年目を迎える公募型「九州未来アワード」。九州の素材や環境を活かし、新事業に取り組む起業家などが表彰される。実行委員会は地域に根を張る、九州7の地方新聞社。革新的な試みにチャレンジする人たちを発掘している。今年も世界が驚くようなアイデアと発想で、新規新事を手掛けた6社と優れた起業計画を立案した学生2名がファイナリストに選出された。大賞発表が今月中旬に迫るなか、番組ではその個性豊かな新事業を詳しく紹介。地域企業のエネルギーが九州、そして国内や世界の活性化にどう結びついていくのか。「九州発・地方創生」の背景に迫る。


3月7日(水)
「多国籍時代の大相撲 三月場所」

ゲスト:旭道山 和泰(元小結)、杉山 邦博(相撲ジャーナリスト)

2横綱が途中休場した大相撲一月場所を制したのは、6年ぶりの平幕優勝となった栃ノ心。出身は人口400万人ほどのジョージアで、母国では栃ノ心の優勝に大変盛り上がった。来る三月場所では関脇となり、大関昇進を目指す。番付表を見れば幕内にはジョージア出身の栃ノ心をはじめ、一大勢力であるモンゴル、そして中国、ブラジル、ブルガリアと、力士の出身地は世界中に広がっている。今や大相撲界は多国籍時代なのだ。
今回は、大相撲における外国出身力士の歴史を振り返る。パイオニアである高見山に始まり、小錦・曙・武蔵丸のハワイ勢の躍進。朝青龍・白鵬といった歴史に残る横綱を生んだモンゴル出身力士。さらには、琴欧州・把瑠都などヨーロッパ勢。世界に広がった大相撲の魅力を考える。


3月8日(木)
「あなたは大丈夫?ハラスメント社会の現状」

ゲスト:金子 雅臣(労働ジャーナリスト / 職場のハラスメント研究所所長)、五味 祐子(国広総合法律事務所 弁護士)

世界中で話題になっている#MeTooなどのセクハラ問題。あなたは"ハラスメント"という言葉をご存じだろうか。
セクハラの法律ができてから約20年。ハラスメントに対する社会の問題意識が高まる一方で、セクハラだけではなくパワハラ・モラハラ、そしてマタハラやスメハラなど様々な〇〇ハラスメントも顕在化してきている。
あなたは大丈夫?ハラスメント入門編と題して日本のハラスメントの歴史を振り返りながら、ハラスメント社会の最新事情と対策を聞く。


3月9日(金)
「デジタルプライバシー最前線」

ゲスト:浜田 敬子(BUSINESS INSIDER 統括編集長)、西村 宏治(朝日新聞GLOBE 記者)

インターネットに家電などを繋ぐIoT(Internet of Things)時代が進み、便利になってきた反面、自分の居場所や購入した商品、見ているテレビ番組などの個人情報が蓄積されていることに気付いている人は少ない。
多くの人、機械がネットにアクセスすればするほど、情報は多く集まり、ビッグデータとしての価値が高まる。
しかし一歩間違って個人情報が悪用されれば、とんでもない状況になることも考えられる。
例えば、自分が知らない間にカード情報が盗まれ悪用されることは、もはや珍しいことではない。
今後デジタル社会が進むと、どんなことが起こるのか。ビジネスニュースサイトの統括編集長・浜田敬子氏ら識者に聞く。