第19回 伏見稲荷大社・醍醐寺 秀吉が伝えた真心
今回は、天下人・豊臣秀吉が愛した京都市伏見区の伏見稲荷大社と醍醐寺を訪ねる。毎年初詣ででにぎわう伏見稲荷大社は、全国に3万社あると言われる「お稲荷さん」の総本宮で、境内の千本鳥居は世界中から大勢の人々が訪れる。一方、醍醐寺は、世界文化遺産に登録されている真言宗醍醐派の総本山で、200万坪以上の広大な敷地には五重塔や金堂をはじめ多くの国宝が大切に残されている。
番組では、本上まなみが実際に人気の千本鳥居を訪れ、秀吉がお稲荷さんへの信仰を深めた理由を探るとともに、醍醐寺では特別に国宝・五重塔の初層内部を案内してもらう。また、秀吉が亡くなる直前に催した盛大な「醍醐の花見」に関連して今も行われている取り組みに注目、秀吉が花見をしたその本意と、脈々と受け継がれる真心について探って行く。