2018年1月4日~5日
1月4日(木)
「変革の年?決着の年?2018年大胆予測」
ゲスト:平沢 勝栄(自民党 衆議院議員)、島田 晴雄(首都大学東京 理事長)
2018年、東アジア情勢は大きな節目を迎えることになる。最重要課題のひとつである北朝鮮問題では、安倍政権は「対話よりも制裁」というスタンスをうちだしているが、それで拉致問題までを解決することができるのだろうか。被害者家族の高齢化もあり、待った無しの状況で、2018年はラストチャンスとまで言われている。各国との連携が何よりも重要と言われる中、揃わぬ足並み。11月の中間選挙を控えたアメリカ・トランプ大統領は、外交戦略をアメリカ国民に向けての人気取りの「材料」としている感は否めない。「偉大なる中華民族の復興」を掲げる中国・習近平政権は、東アジアの覇権を狙い虎視眈々。韓国は、日韓合意を破棄し、北朝鮮問題では中国へとすり寄る...日本は、どのような外交戦略をもって、各国と向き合っていくことになるのか?2018年、山積する課題に決着をつけることができるのか?大胆予測する。
1月5日(金)
「2018年日米同時株高は続くのか」
ゲスト:真壁昭夫(法政大学大学院 教授)、柯 隆(富士通総研主席研究員)
2017年は先進国、新興国とも経済が好調を維持し、まれに見る世界同時好況と言える年だった。しかし、それが2018年も続くのかというと、続くという声と共に、疑問視する声もある。
特に、上昇を続けた日米の株式市場は、どこかミニバブルの様相も見えている。また、ここへ来て増えてきているのがAI=人工知能を使った金融取引だ。さらに、金融規制で行き場を失った中国マネーの行方にも注目が集まっている。
2018年の世界経済の行方を、法政大学大学院教授の真壁昭夫氏と、富士通総研主席研究員の柯隆氏に聞く。