1月8日~12日

1月8日(月)
「米中ロ 激動!2018年世界情勢」

ゲスト:春名 幹男(国際ジャーナリスト / 元共同通信社ワシントン支局長)、黒井 文太郎(軍事ジャーナリスト)

金正恩朝鮮労働党委員長が「核のボタンが机の上にある」と発言すればトランプ大統領は「強いのは私の核のボタン」とツイートし、新年は米朝の挑発合戦でスタートした。北朝鮮情勢で緊張が高まる東アジア。トランプ大統領の「エルサレム首都」宣言で再燃するパレスチナ問題など中東も波乱含みだ。
2年目を迎える米国のトランプ大統領、大統領選へ出馬表明したロシアのプーチン氏、一帯一路で強国化をめざす中国。これら三大国が覇権を争う中で日本は?2018年の世界情勢を展望する。


1月9日(火)
「安倍経済を与野党激論 財政深刻化で国滅ぶ?」

ゲスト:石﨑 徹(自民党 衆議院議員)、落合 貴之(立憲民主党 衆議院議員)、柿沢 未途(希望の党 衆議院議員)

通常国会が1月22日から始まる。安倍首相が政権に復帰して丸5年。経済最優先を前面に掲げて国政選挙は5連勝。この間に株価は上がり、経済指標は好調で、就業者数も増えた。しかし、政府が自慢するほど、国民には景気回復の実感がない。「デフレ脱却」もいまだに宣言できず、2019年10月予定の消費増税分は教育無償化に振り分け、財政健全化は遠のくばかり。将来不安をどう解消していくのか?国のゆくえを与野党若手議員の論客が大激論!


1月10日(水)
「いまだ揺れる大相撲界!一月場所をどう迎える?」

ゲスト:旭道山 和泰(元小結)、杉山 邦博(相撲ジャーナリスト)

白鵬の40回目の優勝で終わった2017年十一月場所。しかし、話題の中心は元横綱日馬富士による貴ノ岩への暴行事件だった。日馬富士は引退したが、その後も揺れる大相撲界。今一度、大相撲界の体質を考え直す時なのかもしれない。
そこで、これまで沈黙を守ってきた元小結・旭道山氏が思いを語る。そして、騒動の中でも前売りチケットが売り切れの一月場所。土俵の外でのゴタゴタを気持ち良い相撲で吹き飛ばすため、白鵬・鶴竜・稀勢の里の三横綱とそれを脅かすような若手力士の頑張りに期待。大相撲界は騒動を乗り越え、相撲の内容でファンを納得させられるのか?


1月11日(木)
「日本の外交の行方 河野外務大臣インタビュー」

ゲスト:渡部 恒雄(笹川平和財団 上席研究員)

北朝鮮の核とミサイル開発問題を巡り、米朝衝突のリスクが高まっている。「核のボタンが机の上にある」と挑発する金正恩朝鮮労働党委員長。「アメリカの核のボタンは北朝鮮のものより、すっと大きくパワフルだ」と豪語するトランプ大統領。
万が一の事態が起きた場合、日本はどうなるのか。国際社会が米朝両国の対話によって緊張緩和への展開を切望する中、日本にできる努力とは?
一方で、日韓合意を破棄し再交渉を求める動きを示す韓国。「偉大なる中華民族の復興」を掲げ、国際政治・経済の覇権を目指し動きだす中国。それぞれの思惑がうごめく中、2018年、日本の外交の行方は?
共同通信の太田昌克氏がインタビュアーとなり、河野太郎外相に直撃。スタジオには、笹川平和財団の渡部恒雄上席研究員を招き、一触即発の東アジア情勢を徹底検証する。


1月12日(金)
「ユニクロ技術力で日本発のグローバル企業へ」

ゲスト:柳井正(ファーストリテイリング会長兼社長)

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長に今年の経営戦略を聞く。
主力のユニクロは1984年に1号店をオープン、その後急成長を続け、いまや800店舗を超えている。また海外も2001年のイギリスへの初出店から、現在1000店舗を超え、なお増え続けている。ユニクロの強みは企画・開発・素材調達・生産・物流・販売までを一貫して行うSPA(アパレル製造小売業)を大々的に行ってきたところにある。なぜこれまでアパレル業界で行われていなかった手法を取り入れたのか?そして今後どのような目標を掲げ、会社を拡大していこうとしているのか聞く。