11月27日~12月1日
11月27日(月)
「プロバスケ 新興Bリーグが熱い!」
ゲスト:島田 慎二(プロバスケットBリーグ副チェアマン)、二宮 清純(スポーツジャーナリスト)
2020年東京五輪まで1000日足らず。しかし、日本のスポーツビジネスは、その規模や成長力で国際的に大きく引き離された状態にある。この停滞を突破するカギとは?新興リーグとしてスタートしたプロバスケットのBリーグ、そのトップランナーである副チェアマンと共に考える。
「ビジョン無くして経営なし」「夢だけでは食べていけない」「地域愛着」のキーワードで、赤字チームを集客NO1、全国制覇へと導いた"千葉ジェッツの奇跡"とは?
11月28日(火)
「米経済・景気拡大でも落とし穴 日本株価は米国次第?」
ゲスト:吉崎 達彦(双日総合研究所 チーフエコノミスト)、渡部 恒雄(笹川平和財団 上席研究員)
アメリカ経済が堅調だ。金融危機以降、景気減速から持ち直し、拡大局面が続く。雇用の改善や株高の資産効果で、年末商戦も購買意欲は旺盛。この状況下、FRBは量的緩和の縮小、利上げで大規模緩和の出口に向かうが、現議長のイエレン氏は来年2月に任期が切れ、後任は法律家でウォール街出身のパウエル氏に。今後、かじ取りを誤れば、日本や世界も大きく揺らぐ。自国第一主義を掲げるトランプ政権の経済運営と日本への影響を聞く。
11月29日(水)
「大塚代表に問う!民進党は大丈夫?」
ゲスト:大塚 耕平(民進党代表)、与良 正男(毎日新聞専門編集委員)
10月の総選挙に合わせて起きた野党再編のドタバタ劇。結局、存続することになった民進党を新代表として引っ張っていくこととなった大塚耕平氏。当面の目標は2019年の参院選になるのだが、どうリーダーシップを発揮し、存在感を示していくのだろうか?その戦略を問う。
さらに、聞きたいのは約100億円とも言われる民進党の抱える政党交付金。一躍金満政党になったともいえるが、この金の扱い方いかんによっては、国民の不信感を増してしまうかもしれない。未だ、民主党政権のトラウマを引きずる民進党は大丈夫なのか?
11月30日(木)
「超高齢化時代の終活最新事情」
ゲスト:冨安 徳久(株式会社 ティア代表取締役社長)、吉永 みち子(作家)
経済産業省の調査では、2015年の葬儀業の売上高は約1兆4000億円。この巨大市場は、超高齢化・多死時代を迎え、今後さらなる拡大が見込まれている。
一方で、核家族化や独居老人問題なども深刻化し、葬儀をせずに火葬だけとりおこなう直葬や、葬儀に変わるセレモニーとして行われる「お別れの会」など、葬儀の簡素化・低価格化も進んでいる。さらには、相続問題やお墓不足といった悩ましい数多くの問題に直面し、「自分らしく人生を閉じたい」と願い、元気なうちから終活に真剣に取り組む人が急増中。そんな多様化する人生の閉じ方の最新事情を徹底検証する。
12月1日(金)
「宗教改革500年と印刷技術革命」
ゲスト:樺山 紘一(印刷博物館館長)
今年2017年は、ドイツの神学者マルティン・ルターによって始まった宗教改革から500年の節目の年に当たる。キリスト教徒が少ない日本はこの宗教改革運動はあまりよく知られていないが、この運動が広がった背後にはグーテンベルグによる活版印刷の発明があり、今では画期的な印刷革命と言われている。それまで主流だった木版印刷に比べて格段に、きれいにそして大量に仕上がる印刷物が発行できることもあって、情報の伝達は格段に進んでいった。今回は印刷博物館館長、東大名誉教授で西洋史の権威でもある樺山紘一氏に、印刷技術が果たした文化的役割と宗教改革500年の意義について聞く。