最終話
チョンソは視力が戻ったことにより、新しい仕事も始める。ところがある日、また体に異変を感じて病院で検査をすると、がんが脳へ転移していた。手術や治療で回復する見込みは少ないと告げられ、ソンジュとチョンソは絶望する。かたくなに治療を拒むチョンソに、ソンジュは角膜のドナーがテファであることを告げ、なんとしても生き続けなければいけないと説得する。しかし、チョンソは残された時間をソンジュとの美しい思い出作りのために過ごしたいと提案し、ソンジュはそれを受け入れる。チョンソのもう一つの夢だったテファの作品「天国の階段」が公募展で入選し、2人は思い出の詰まった海の見える家へと向かう。