9月1日 中東エネルギー事情と『イスラム国』
ゲスト:畑中 美樹(国際開発センター研究顧問)
今月、スペインで大規模なテロが起こり『イスラム国』が犯行声明を出した。中東などを騒がせていた『イスラム国』は、重要拠点を制圧され弱体化が進んでいると言われている。
しかし『イスラム国』を名乗る兵士はヨーロッパやアジア各地に拡散し、今後もテロを起こす可能性は高い。
一方、核開発疑惑で制裁を受けていたイランは、制裁が解除され、去年はアメリカ、サウジアラビア、ロシアに続き原油生産量が4位に躍進し、今後ますます力を付けていくのは確実だ。
しかしトランプ大統領はイランと敵対しているサウジアラビアやイスラエルとの外交を重視しており、中東の安定の火種となっている。中東は今後どうなっていくのか?中東の専門家、国際開発センターの畑中美樹氏に聞く。