8月28日~9月1日
8月28日(月)
「レジェンド朝原が予測 日本陸上・五輪メダルと注目選手」
ゲスト:朝原 宣治(元陸上日本代表 / 北京オリンピック銀メダリスト)、二宮 清純(スポーツジャーナリスト)
世界陸上ロンドン大会で大健闘した日本選手。男子4×100メートルリレーでは、決勝でアンカーを交代させ銅メダルを獲得、男子50km競歩では、2、3位フィニッシュを決めた。
メダル3つ以上の獲得は14年ぶりとなる快挙だ。また、サニブラウン選手や多田 修平選手など若手が活躍し、日本陸上の未来を見据える上で重要な大会となった。
番組では陸上界のレジェンド、北京オリンピック銀メダリストの朝原宣治氏、そしてスポーツジャーナリストの二宮清純氏を招き、今大会を徹底総括。3年後の東京オリンピックの行方を占う。
8月29日(火)
「北朝鮮ミサイル日本上空通過 発射の暴挙と脅威度!」
ゲスト:辺 真一(コリアレポート編集長)、伊藤 俊幸(金沢工業大学 大学院教授)
米韓両軍は21日から朝鮮半島有事を想定した定例の合同軍事演習を韓国各地で始めた。今回の主な演習は、コンピューターを使い有事のシナリオに基づいて、米韓両軍の連携と戦術を確認する机上の訓練だが、ミサイル基地への先制攻撃や金正恩委員長を標的とする『斬首作戦』も含むとされる。
一方、北朝鮮は29日午前6時ごろ、弾道ミサイルを発射。北海道襟裳岬上空を通過後、太平洋上に落下したと推定される。
今回発射した北朝鮮の狙いとは?米朝の駆け引きはいつまで続くのか。来月9日の建国記念日に、ICBMの発射実験や6回目の核実験に踏み切る恐れはあるのか。専門家が"9月危機"について分析する。
8月30日(水)
「激動の秋!政局のカギ握る加計問題」
ゲスト:寺脇 研(京都造形芸術大学教授・元文科省官僚)、与良 正男(毎日新聞編集委員)
安倍内閣支持率低下の元凶となった加計学園獣医学部新設問題。文科省の審議会は今月中に下す予定だった認可の判断を『保留』にする方針を固め、結論は10月以降に持ち越しとした。安倍首相は7月末の国会審議で『疑惑』の終息を図るも加計学園計画を知ったのは今年1月20日であると不自然な説明。2015年に官邸で今治市関係者と面会していたとされる柳瀬元首相秘書官に至っては「記憶にない」の一点張り。その後の世論調査では約8割の国民が「疑惑は晴れていない」と回答。依然、国民への説明責任が果たされないまま加計学園獣医学部は「認可」となってしまうのか?秋の3補選の結果次第では白紙撤回!?安倍政権、激動の秋と加計問題を大胆予想!
8月31日(木)
「失敗の連鎖する社会 その傾向と対策」
ゲスト:飯野 謙次(失敗学会 副会長)
今、世の中は、様々な失敗にあふれている。例えば、日本を代表する大企業・東芝は、組織ぐるみで不正会計を行った不祥事が発覚し、東証一部から二部へと降格。
政治の世界でも、失言の連発や疑惑の数々が絶えずに、盤石なものと思われていた安倍一強体制が崩壊寸前という状態にまで陥っている。なぜ、こうした失敗は連鎖するように起きてしまうのか?そのメカニズムは?また、失敗の傷口を広げてしまう危機管理の甘さを引き締めるためには、どのような対応が必要なのか?科学的に徹底検証する。
9月1日(金)
「中東エネルギー事情と『イスラム国』」
ゲスト:畑中 美樹(国際開発センター研究顧問)
今月、スペインで大規模なテロが起こり『イスラム国』が犯行声明を出した。中東などを騒がせていた『イスラム国』は、重要拠点を制圧され弱体化が進んでいると言われている。
しかし『イスラム国』を名乗る兵士はヨーロッパやアジア各地に拡散し、今後もテロを起こす可能性は高い。
一方、核開発疑惑で制裁を受けていたイランは、制裁が解除され、去年はアメリカ、サウジアラビア、ロシアに続き原油生産量が4位に躍進し、今後ますます力を付けていくのは確実だ。
しかしトランプ大統領はイランと敵対しているサウジアラビアやイスラエルとの外交を重視しており、中東の安定の火種となっている。中東は今後どうなっていくのか?中東の専門家、国際開発センターの畑中美樹氏に聞く。