8月14日~18日

8月14日(月)
「どん底 民進党若手が緊急提言消滅?再生?奪政権?」

ゲスト:柿沢 未途(民進党衆議院議員)、井坂 信彦(民進党衆議院議員)

安倍一強は終わりに近づき内閣支持率が低迷しているにも関わらず、野党第一党の民進党の支持率は一向に上がらない。それどころか、蓮舫代表は突然辞任を表明、細野前代表代行は離党届提出と、混乱が続き、結党以来最大とも言える危機を迎えている。
一方で、小池都知事と連携する若狭勝衆議院議員が、政治団体・日本ファーストの会を立ち上げ、政界再編の風が吹き始めた。民進党再生の方策はあるのか?それとも分裂か?消滅か?代表選を前に、民進党若手議員が緊急提言する。


8月15日(火)
「未曾有メディア戦略官僚支配 安倍政権の本質分析!」

ゲスト:飯尾 潤(政策研究大学院大学 教授)、逢坂 巌(駒沢大学 准教授)

安倍首相は、3日発足の改造内閣を『結果本意の仕事人内閣』と名付け、実力本位の布陣を強調したが、各社調査の支持率は、微増と小幅上昇にとどまった。これまで高い支持率を背景に、国政選挙で4連勝という選挙の強さが『安倍1強』の基盤だった。しかし、その評価は一変し、政権発足以来の正念場を迎えている。
今後、支持率・憲法改正・解散総選挙の時期の問題が絡まりながら政局はどう進むのか。長期政権のおごりや緩みは払拭されるのか。政治史、対メディア、内閣支持率をひも解きながら、今後の『安倍政治』の行方を専門家が読み解く。


8月16日(水)
「アベノミクスの限界」

ゲスト:水野 和夫(法政大学法学部教授 / 元内閣官房内閣審議官)、吉永 みち子(作家 / 元政府税制調査会委員)

今月3日、第3次安倍・第3次改造内閣が発足。安倍総理は2012年の政権交代時の『原点』に立ち返り、経済最優先でデフレ脱却を目指すと表明。
景気は緩やかに回復しているものの賃金の伸びが弱いため個人消費が停滞し家計の実感に近い名目GDPは0.3%減にとどまっており、日本銀行が目指す『物価上昇率2%』の目標には程遠いのが現状。そこで今回は『アベノミクス』の限界について考える!
開始から1年半、マイナス金利政策で日本経済は良くなった?『成長戦略』次の一手は?ベストセラー『資本主義の終焉と歴史の危機』の著者が生出演!歴史的低金利の中では経済成長はありえないという。経済成長最優先のアベノミクスに警鐘を鳴らす!どうなる日本経済!?


8月17日(木)
「働き方改革 女性のチカラの生かし方」

ゲスト:北野 忠男(えがお 社長)、小室 淑恵(ワーク・ライフバランス 社長)

日本の労働生産性はOECD加盟国35か国の中で22位、先進7か国の中では19年連続で最下位である。
さらに、数多くの企業が従業員の超過勤務という問題に頭を悩ませている。こうした状況下、安倍政権が躍起になって取り組んでいるのは、『働き方改革』。働きすぎのサラリーマンは、『時代遅れ』と指摘されるようになり、一方で、女性やシニア世代に重要な働き手としての期待が高まっている。
残業をなくすと同時に生産性を上げるためには、どのような工夫や制度作りが必要なのか?具体的な例として、女性の働きやすい職場づくりを目指し実績を上げてきた株式会社えがおの社内改革の秘密に迫り、日本企業の生産性向上への道を探る。


8月18日(金)
「米どころ新潟の革新的農業戦略」

ゲスト:篠田 昭(新潟市長)

2007年に政令指定都市となった新潟県新潟市。明治期には米どころとして農村経済を基盤に発展してきた。コシヒカリはいまでも人気ナンバーワンのお米であり、それを原料とした人気の日本酒も多い。
近年は国家戦略特区を活用した革新的農業も展開。また新潟港や新潟空港を拠点としたアジアやロシアとの物流、農業、文化面の交流にも力を入れている。
その新潟市の市長をジャーナリストから転身した篠田昭氏が務めている。就任から15年。日本海から世界へと飛躍しようとしている新潟市の今後の取り組みを聞く。