第12話  

akinodouwa_12.jpg ジュンソの決意は固いが、ウンソの心は揺れ動く。この幸せがいつまでも続くはずはない。しかし、たとえ永遠でなかろうと、この一瞬の幸せだけで、自分は満足だ。どんな運命が待ち受けようと逃げない。ウンソの不安を象徴するかのように、突然、ウンソの鼻から一筋の血が流れ出る。ウンソがスニムにかけた電話がきっかけでテソクが迎えにやって来た。ウンソの薬指にジュンソがはめたリングが輝いているのを、テソクは見逃さなかった。2人はそれぞれ自分の家に帰った。懇願する家族の前でも、2人の意思は変わらない。ジュンソはユミに、ウンソはテソクに、別れを告げた。