第14話
テソクはジュンソに電話する。ジュンソは動くに動けない。ウンソを選べば、ユミがどうなるか分からない。ウンソは過労と判断されたが、念のため、精密検査が行われた。2人が別れたという話は、しだいに周りに広がった。テソクは、自分の愛を受け入れぬウンソにいらだち、ユミはいつもウンソの影におびえた。自分を裏切り続ける生活にジュンソの心は晴れない。明るくふるまうウンソを見ると苦悩が募る。テソクのいるホテルで、ジュンソが個展を開いた。展示された多くの作品にウンソの姿を見つけたテソクは、着飾ったウンソを連れて会場を訪れ、ウンソとの結婚をにおわせる。